■キノコ狩り連戦
[23:50 2013/09/25]
□Update...none

本当はこの記事はガガンボさんTさんキノコOFFの記事と一緒に書く予定でした。
が、あまりにボリュームが多く、仕方無く分割した次第です。ご了承下さい。
21日が好調だったので地元に戻った22日も朝からキノコ狩りに出かけました。
本当は22日に実況動画を録って23日は家でゆっくりする予定でしたが・・・。


■9月22日

午前中は研究会の例会に参加し、午後からはキノコ狩り実況を撮影しました。
例会は自然公園で行われましたが、やはり乾燥しておりやや不作でしたね。
それでもモエギアミアシイグチが見れたりと中々の収穫となりました。

その後地元に戻り実況撮影と行くハズでしたが、途中いつもの里山に・・・。
これが全ての間違いでした。森に入るなりもう凄まじいキノコの量ですよ!
スマホで撮影してると終わらないので、デジカメに絞って撮影しまくりました。



画像は立派なニセマツタケの幼菌。実はコレあまり美味しくなかったりします。
で、気が付けば15:30。そろそろ日が傾き始めています。あ、これヤバい。
急いで車に戻り走りに走って現地到着はもう16:00。薄暗くなって来てました。
本当は2ヶ所で撮影して前編後編みたいにする予定でしたが、100パー無理。
諦めてこの場所だけ撮影して帰る事に決め、お祓い棒片手に山に入りました。

が予想とは裏腹に入り口から中々の発生量。これは良いスタートを切れました。
そして少し進んだ時、それが私の目の前に出現。一瞬真っ白になりましたね。



なんとシロヤマドリタケの株立ちです!もう大興奮して奇声上げましたよ。
今まで単生しか見た事が無かったので、大迫力の個体群に心震えましたよ!
その後も様々なレア菌に出会え、大満足で動画撮影を終える事ができました。
どんなキノコに出会えたかはその内動画をアップするので、お楽しみに〜。

で、もう薄暗くなってきたので流石に打ち切り。でも普通に帰るのは忍びない。
と言う事で今日訪れる予定だったもう1ヶ所をチラ見して帰る事にしました。
で車を走らせる事数分。その森の中の道を車の中からチェックしてみると・・・。

うん。明日も来よう。


■9月23日

ハイ、キノコ狩り3日目です。もう流石に身体に疲労が蓄積されてますね。
ですがキノコが待っているとなれば疲れたとか言ってられませんよ!
朝早く起きて支度を済ませ地元の山へとキノコ狩り実況撮影に向かいます。



知ってた。オオオニテングタケは絶好調!これが昨日車から見えました。
しかし序盤は予想以上にオオオニテングタケばっかで、ちょい物足りない感じ?
ですが奥まで入って行くと意外な物に出会えましたね。それはコチラ。



なんとカンゾウタケ!これは意外な出会いでしたね。でも確かに時期なのか。
大体マツオウジと同じ時期に出るキノコですが、確かにマツオウジも今ですね。
実況撮影中にプルプルして遊んでました。他にも色んなキノコが録れましたよー。
で昼飯食って午後から別の場所行ったんですが、ほとんど生えてませんでした。
それどころか近くでイベントやっててアナウンスが邪魔で撮影不可ですよ。
結局諦めて帰宅。怒涛のキノコ狩り三連戦は終わりを告げました。お疲れ様、私。


まぁこんな感じです。そろそろ絵とマイクラと東方の日常に戻る予定です。
キノコの写真も整理したいですね。新規追加種もかなり沢山有りますし。

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>ガガンボさんときのこ狩りいいですねー!
>お通夜ムードから一転きのこ祭りになるところが個人的大フィーバーでした。
>ガガンボさんは動画にするのかなー(期待) (せぴあいろ さま)

いやぁ本当に楽しかったです。最初はどうなる事かと思いましたけど・・・。
遠方からわざわざ来て頂いたのに見付からないとか針の筵に座る気持ち
結果的には大成功で終わる事ができたので本当に良かったですね。
動画に関してはガガンボさんが投稿予定なのでお楽しみに!私も楽しみです。


>>>

■キノコ狩りオフ決行!!!
[20:06 2013/09/13]
□Update...none

サイト7周年でした。(二度目)

今回は記念絵とか何も有りません。が、がです。私は7周年満喫してました
もうすでに前回更新でキノコ娘のコスプレをして頂き舞い上がっていた私です。
ですが、今回もまたビックなイベントが有りましたので、オフレポしますです。

それは何かと言いますと・・・。

ガガンボさんと
キノコ狩り実況!!!




そう、ニコ動で「東方毒キノコ講座」シリーズを投稿されてる方です。
ちょこっと前からSkypeでこそこそやりとりをさせて頂いておりました。
その中で一緒にキノコ狩り行きたいね!と言ってたらアッサリ実現。
今回は当初はガガンボさん、Tさん、マッコウさん、私の予定でした。
しかしマッコウさんが参加できなくなり、3人でのキノコオフとなりました。


■9月21日

キノコ狩りオフ当日。起床段階では目的地はまだ決まっていませんでした。
と言うのも当初は京都大学の芦生研究林に撮影に行く予定でした。
前日から撮影許可等の確認を行い、準備は万端・・・だと思っていました。
しかし出発前夜に台風18号で初っ端の林道の完全崩落が判明しました。
京都と言えば今回の台風で大きな被害が有った場所。油断していました。
本当に入り口の道が崩れてしまったため、それ以降の道も必然的にアウト。
そこで出発して時間が経ったら管理事務所に登山可能か電話で確認する。
繋がらないか登山不可なら反対側、滋賀県側から三国峠を目指す事に。
不測の事態に備えて早めに出発し、まずは芦生研究林を目指す事にします。

10時。メールが届きます。やはり休日、管理事務所への電話は繋がらず。
三国峠を目指すとの事でしたので、私も急ぎUターンして三国峠に向かいます。
到着した時にはすでに11時。圏外で携帯が通じず、周囲をブラつき待ちます。
登山道の周囲も土砂で道が埋まり、ショベルカーでの工事の真っ最中でした。
車を通すために手早く土砂を裁くその腕前に感動。まるで自分の手のようだ。

やがて一台の車がやって来た。ナンバープレートを見てすぐ分かりましたね。
ガガンボさんとTさんが到着!車を移動させ、まずは挨拶を済ませます。
ガガンボさんとは例大祭でチラッとは挨拶しましたが、ホント一瞬でしたので。
遠征はTさんの運転。Tさんはキノコ愛好家ってワケではなかったのですね。
遠方からお越し頂いた事にまず感謝。今日一日しっかり楽しみましょう。

挨拶の後、周囲の道沿いのキノコを軽〜く見て回ります。すでに優秀ですね。
キナメアシタケ、ブナノモリツエタケ、ツキヨタケ、マメザヤタケなど珍菌揃い。
特にマメザヤタケは今まで見た中でも飛び抜けて大きく、大興奮でした。
ブナの原生林が近くに有るだけあってブナ特有のキノコが見え隠れしてます。
ですがもうお昼近いので、車で昼食を先に取ってから山に入る事にします。

まずは目の前の生杉ブナ原生林へ。立派なブナの大木がいっぱい!
ここでも何種類か見れました。一番の目玉はやっぱりドクツルタケかな?
しかし思いの外コースが短く、あっという間に一周して降りてしまいました。
ネットで見た写真ではもっと平坦なブナ林が有るように思えましたが・・・?

道間違えた。

来た車道を行ったり来たりして無事正規ルートに突入。時間を浪費しました。
しかし歩けど歩けどキノコは見当たらず。見れるキノコも限定されてます。
頻繁に見かけたのはアオネノヤマイグチとカワムラフウセンタケの2種くらい。
傘に斑点の無いムラサキヤマドリタケも見ましたが、それも老菌1本だけ。
途中キノコ狩りの男性と遭遇、話を聞くとあまり生えていないとの事でした。
ヌメリイグチの方、かなりの名人とお見受けしましたが、一体何者でしょう。
オオワライタケを見たと伺いましたが、出会えず山頂に着いてしまいました。

ここから先は芦生研究林の管理区なので、許可無く入るコトはできません。
ネットの写真は許可を取りこの先に入った方の記事だったのかも知れません。
やむなく引き返します。途中道が数十mに渡って崩落しており、超怖かったです。

出発前は「カエンタケ見れたら良いなぁ〜♪」と言ってたテンションも今は皆無。
ろくにキノコを見る事ができず車まで戻ってきました。その光景はまさに・・・。
もはや完全にお葬式状態。
場所の案を出した私としては台風によるトラブルとは言え罪悪感ががががが。
もう山を降りて麓で日が暮れるまで探せるだけキノコを探す事にしました。
それくらいしかできる事が無かったのです。肩を落とし3人は帰路に就きました。
もうこのまま終わっちゃったら夕食の反省会で土下座も辞さない覚悟でしたよ。

が・・・。

3人は予想できなかったのです。この後にやって来る予想だにしない超展開を!

麓に降りて来た時、ふと道路脇に大きな黄色いフウセンタケの群生が見えました。
車を停めて周囲を眺めてみると、良い雰囲気のシイやカシの雑木林です。
ちょっと探索してみよう、と車を降りて少し道路から林の中に入ってみました。

超キノコフィーバー!!!

出るわ出るわ珍しいキノコのオンパレード!もう私とガガンボさんは大興奮!
ほんの小さな区画に初見のキノコがゴロゴロ。もうはしゃぎまくりですよ。
Tさんは自分たちが名前を叫ぶ度に図鑑を取り出して冷静に調べていました。
が、Tさんが思いもよらぬキノコを発見しました。私もガガンボさんも驚愕の。



ハタケシメジの大群生!ダークホースTさん、恐るべし・・・。

我々も初見のクロラッパタケ、ドウシンタケ、富士山でしか見てないアイシメジも!
見渡せる程度の小さなスペースにこれだけの菌種が出ているのは初めての経験。
もうガガンボさんは「来て良かった!」と叫んでました。自分も同意見ですね。
珍菌を多数撮影する事ができ、大満足でその場を後にする事ができました。

が。まだ終わらないのです。

また少し走った時にまた良い雰囲気の雑木林を発見。臭う、何かが臭うのです・・・。
「ここが最後だから!ね!」とTさんを説得し、山の中に少し足を踏み入れます。
とそこに有るのは初見のタマシロオニタケ!二人は大興奮で本格探索へ。
そして尾根を登り切り、下の沢へ目をやった時、とんでも無いものが見えました。



キツブナラタケの大群生!沢に倒れた広葉樹の朽木にウジャウジャ出てました。
実は本種、以前の広義のナラタケの中でも特に味が良いと評される素晴らしい食菌。
興奮のあまり動画撮影も忘れ、大喜びで撮影し、観察し、匂いを嗅いだりしました。
この爽やかな香りを嗅ぐと不作だった登山の疲れも吹き飛ぶと言うモノですよ。
その後もネナガノヒトヨタケやシロオニタケモドキなども見る事ができました。
「最後の最後で凄いの来たね!」と大満足でオフは終了。京都市街へ下ります。

が、まだ終わらないのです!

もう山も遠ざかり、京都を目指してごくごく普通のスギ林の中の林道を走ります。
その走行中にスギの植林の奥に異様な色の大きな物体が有る事に気付きます。
急ぎ車を路肩に停め、3人でその場所に向かいます。そう・・・フラグ回収ですよ!



オオワライタケの超巨大株!!!でかいなんてもんじゃない!バケモノだコレ!
ねんどろ魔理沙の高さが9cmなので、ほぼ全ての傘が10cmオーバーの特大株!
あまりの迫力に3人大興奮!不動のTさんが思わずスマホで写真撮るレベル
「オオ」の名に恥じぬ見事な個体でした。登山で見れなかったフラグも回収です。
私とガガンボさんは試しに気になっていた味見をする事に・・・うっわ!にっがい!!!
まぁ本種は齧るだけで危ないってウワサも有るんですが、何とも無かったですね。
このキノコ狩りOFFの大成功は疑うまでもない。そんな気分で走り始めました。

さて。予定の反省会は打ち上げに変更です!



京都市街へ降り焼肉屋へ!おかしいな、MUGENオフで寄ったラーメン屋が見える。
テーブルにねんどろ魔理沙を置きソフトドリンクで完敗!焼肉パーティーだ!
ガガンボさんが順番待ちにホントの苗字を書いちゃって、聞いちゃいましたよ。
肉を焼きながら今回の旅を振り返ったり今後もやりたいなと夢を語ったり。
実生活の話もしたりとのんびり話をしました。意外と歳が近くて驚きました。
このオフの成功も受け、来年は富士山遠征を目指すとの約束も交わしましたよ!
Tさん遠くないかなと思ったら、もっと遠くまで行った事有るからヨユーとの事。

・・・凄い漢だ。

さてもう夜も更けてしまいました。ガガンボさんTさんは遠方ですし、もうお別れ。
駐車場で挨拶をして解散。各々京都の闇に消えて行きました。で皆無事帰宅。

お疲れ様でした!


正直芦生研究林へ行けないと判明した段階でかなり危機的だった今回のオフ。
しかし結果的には大成功で終える事ができました。本当に良かったと思います。
来年は富士山遠征を本格的に計画してます。やっぱ早めの8月が良いかな?
この時期なら例年の9月遠征よりテングタケ科やイグチ科が多数見れるハズ。
まぁもう一回くらい秋に、今度は私が行くのも考慮に入れてたりしますけど。

本当は22日と23日もキノコ狩りに行って実況撮ったんですが。記事の尺が足りん!
と言う事で次回更新に回します。完成させたい絵も有るので先にそれをやります。
そして重ね重ね。今回遠方より来て下さったガガンボさん、Tさんに改めて・・・。

有難う御座いました!!

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>7周年おめでとうございますー!
>そういえば(更新がほぼ止まってる)我がサイトも
>そろそろそのくらいだと思い出しましたw
>
>そしてまたまたTOPに自分がいる羞恥プレイ!
>楓さんは可愛いので問題ないですけどね!
>とても、いい背中でした。 (もゆき さま)

ありがとうございます!まぁしかし7周年を迎えるとは思いませんでした。
いやいや、女子二人がウチの娘の姿でキャッキャウフフとかどんだけですか。
こちらも本当にありがとうございました!横で娘どもも照れておりますので。


>>>

■春の娘2人コスプレ
[21:33 2013/09/20]
□Update...none

あ、7周年でした。

て事で明日はキノコ狩り実況を撮りに遠征してきます。とある方と。


なので今日は更新はお休みしようと思ったんですが・・・。

無理でした。

流石にこれ紹介しないのはウソってモンですよ。


と言う事でウチのキノコ擬人化娘コスをして頂きましたー!!!うおおおおー!
数日前に写真は頂いていたのですが、忙しくて記事に出来ず。やっとですよ!

左「Cibolinia gracilipes (キボリニア・グラキリペス)」擬人化「春掘 木蓮」嬢 (もゆき さま)
右「Lentinula edodes (シイタケ)」擬人化「椎 香」嬢 (狐龍 楓 さま)

もゆきさまは以前単体で写真を頂いていたので、これでコスは4人目ですよ!
キヌガサタケ、ベニテングタケ、キボリニア・グラキリペス、シイタケ。
今回は二人とも春に出るキノコなのでお似合いですね。今は秋ですが・・・。
あ、笑い男で隠れてますけど、お二人ともちゃんと髪飾りも再現されてます。

今後も擬人化娘を作って頂けると聞いており、娘に代わりありがとうございます
娘も私の横で照れております。いやホント、きのこ擬人化描いてて良かった!



最後に一枚。秋なのに春を感じさせるお二人の仲良しコスプレでした。


てか撮り溜めしたキノコ写真の数がハンパないです。そろそろ整理を始めねば。
10月以降は絵は少しお休みして原稿に没頭する予定なので、息抜きでやるかな。

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>osoさんこんばんは.
>いつもお宅の娘さんたちを見て目の保養をさせてもらっています//
>いきなりですが質問よろしいでしょうか?
>osoさんをきのこの世界に導いたきっかけのきのこは何でしょうか?
>すごく興味があります!・・・
>過去に同じような質問があり,そこで回答されていたのなら申し訳ありません!!

いつもウチに足を運んで頂き、こちらこそありがとうございます!
ご質問のキノコですが、意外かも知れませんが「テングツルタケ」です。
大学の通学路に生えてて「名前特定してやる!」とムキになったのがキッカケ。
その後大学の図書館に所蔵されている全キノコ図鑑を読破し、覚えました。
ちなみに専攻は全くキノコとは無関係なので、いまだに趣味の範疇を出ません。


>>>

■大台ヶ原台風回避
[10:37 2013/09/16]
□Update...none

台風18号さんが大暴れしておりますね。ええ、もうキノコ狩りとか無理無理
天気予報では昼から晴れだったので、一応準備はしていたのですが・・・。
ソレどころじゃないっすね。川も氾濫寸前でお話にならない状態ですよ。
この状態じゃ探しに行ったとしてもビショビショで被写体として失格ですね。
そもそもオオオニテングタケとか確実に水の重みと風で倒れてるでしょうし。


雨が大好きツチグリ擬人化の雨(うるる)嬢もうんざりなご様子。


で。

土曜日は大台ヶ原に行ってきました。実に約1年振りの訪問となりました。
2012年は都合が合わず行けなかったんですよね。久々の大台ヶ原は良いなぁ。

雨とガスの洗礼を受けましたが。

台風の影響だったのかな?何とか直撃は免れましたね。日頃の行いの良さか?
そんな大降りにはならず、高湿度ですがそれなりに快適に歩けましたね。
この日は連休とあってか登山客も多く、少し賑やかに感じましたね。
実はいつもより早く起きて道中に県内のカラマツポイントにも足を運びました。
ハナイグチが結構採れましたので、翌日鍋にして頂きました。美味でした。
シロヌメリイグチも食べましたが、味しないですね。もう食べないでしょう。

で、肝心の大台ヶ原ですが、登山道から遠くにばっかキノコを発見しました。
国立公園なので登山道から外れるのは禁止なので、撮影不可な個体ばっかし。
それでもそこそこ撮影出来たのは流石はブナの原生林と言った所でしょうか。
あと採取も当然禁止なので、引っこ抜いて裏側見るとかもできないのがキツい!
なので大台ヶ原で撮影した写真は裏側の写真が無かったりするんですよね・・・。
今回初見のキノコにも出会う事ができ、大満足で登山を終える事ができました。

ピックアップ。



旧「山渓カラー名鑑 日本のきのこ」ではクロフチシカタケとして掲載されてました。
しかし以前から物議を醸し、新装版ではフチドリベニヒダタケに改定されました。
傘の雰囲気ですぐに気付きましたね。裏側のひだの黒い縁取りを見て確信。
かなり珍しい菌であり、大台ヶ原に存在が確認できたのは大収穫だったかも。



愛するツキヨタケもほとんど幼菌ばっかでしたが、成菌も辛うじて見れましたね。
こうして見ると本当にシイタケと瓜二つ。「食中毒御三家」の名は伊達じゃない。
香りも爽やかなキノコ臭だし、こりゃ間違えるのも分からなくはないのかねぇ。

この日の発見種を羅列表記。

アオネノヤマイグチ、アカハツ、エビタケ、オオダイアシベニイグチ、カバイロツルタケ
キツネノハナガサ、クヌギタケ、シロヌメリイグチ、タマゴテングタケモドキ、チシオタケ
ツルタケダマシ、ドクツルタケ、ヌメリツバタケモドキ、ヒメコンイロイッポンシメジ
フチドリベニヒダタケ、ブナハリタケ、ホオベニタケ、ホテイシメジ、ミヤマタマゴタケ
ムカシオオミダレタケ、他不明種多数。

太字は初見。こんだけ何回も登っているのに未だに初見が出て来るとは・・・。
ムカシオオミダレタケも生えている木が朽ちてしまって以来数年振りの発見です。
9月末〜10月半ばまでにもう一回くらいはお邪魔したいなぁとは思っとります。


さて、どうせ今日はヒッキーだから絵でも仕上げますかね。

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>近場でムラサキヤマドリタケ豊作!いっぱい食べた!
>とちょっと自慢書きに来たところで生ヤマドリタケが記事になってるのはずるい

ハハハ!でもこの発見は私の手柄ではありませんので手放しで喜べませぬ。
こっちもそろそろムラサキヤマドリタケが出る頃なので楽しみですねぇ〜♪

>大漁ですね……つかポルチーニて日本でも獲れるんだ吃驚 (はむこ さま)
osoしば「ねえ知ってる?」

「北海道とかの高緯度地域ではむしろコッチが普通なんだよ。」

>あーっ!レアイグチだ!うらやましす・・・ (鳥居 さま)
樹種的に有るかなとは思ってましたが、本当に有って感動しましたよ・・・。
興奮のあまり意味不明な事口走ってK氏に笑われてしまいましたけどね!


>>>

■イタリアでは有名な娘擬人化
[20:06 2013/09/13]
□Update...[Kinoko]更新 & [Persinification]更新

13日の金曜日ですね・・・。

しかも仏滅ですね・・・。


まぁそんな事あんまり関係無いみたいなので、普通に更新をしたいと思います。
今週は仕事が凄まじく忙しく、全然絵もキノコも進める事ができませんでした。
でもこれで連休が連続すると言う素晴らしいカレンダーが待っております!
この連休も台風来る前に動きますし、次の土日もビックイベントが・・・!
でもこの時期は年に一度っきりのキノコフィーバーです。ヒャア我慢出来ねぇ!

金が減る減る!!!


と言う事で本日のメイン更新。56人目、念願のキノコです。



富士山でまさかまさかの遭遇。この娘をこんな早く描けるとは思わなかった。
「Boletus edulis (ヤマドリタケ)」擬人化「ヤマドリ・B・ポルチーニ」嬢!
ヤマドリタケモドキじゃない、正真正銘の「ポルチーニ」ですよ、やったー!
我が国では高地や高緯度地域でしか見る事ができない貴重なキノコなのです。
味も香りも文句無し!世界でもトップクラスの堂々たる美味な高級食菌ですよ。

ちなみにミドルネームの「B」は「Boletus」の「B」。珍しく日本人名じゃないです。
まぁポルチーニは日本では主流ではないし、欧州が本場ですのでね・・・。
これでまた来年もあの場所を訪れる楽しみができたってもんだ。富士山最高!

あとヤマドリタケ掲載と同時に「クロトマヤタケ」を「コブアセタケ」に変更。
twitterで柄の特徴から本種だとご指摘頂きました。ありがとうございました!


ではキノコの話題。

ここ数日キノコが爆発的に増えております。写真整理が追い付きませんね。
しかもそこそこ珍しいキノコとの遭遇が多く、充実した日常生活を送る日々。



ムラサキヤマドリタケ!とうとう出てきましたね。今年は食べたいですね。
珍しくこの個体群は内部をキノコバエの蛆に食われまくっていました。



今年は豊作なのかな?別の場所でもモエギアミアシイグチを目にしました。
図鑑じゃ幻覚性の毒が有るって話でしたが、実際はそうでもないみたいですね。



一番テンション上がったのはナガエノウラベニイグチの大株を発見した時。
今までヒョロっとした個体1本だけしか見た事無かったので興奮しましたね。
地味なキノコですが裏側が凄いのですよ。気になる方は調べてみて下さい。


イグチばっか!!!

明日は早起きしてちょっと遠出しようかな?かな?

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>かわいい形してますなぁ。 (popyadokari さま)
キノコはどれも可愛いですぜ?グロくても。

>ガガンボさんのニコ動にosoさん談タグw (106 さま)
裏でコソコソやりとりをさせて頂いております。詳しい方とのお話は楽しい!
一応補足しますが、ベニヒダタケの同定は私じゃなくてガガンボさんです。

>お久しぶりです。
>自分の知識&経験不足を露呈するようで何ですが‥‥。
>シロツルタケの見分け方として「傘に条線がある」
>と良く言われて(書かれて)いますが、
>ヴィロサ嬢やヴェルナ嬢の傘にも、
>微妙に条線(?)みたいなものがあったりしませんか?
>自宅近所で見かけた個体がそんな感じだったので、
>ちょっと不安になってきました。
>突然の質問を失礼しました。 (裄紘 さま)

ん?ドクツルタケに条線有りました?それは流石におかしいですね・・・。
条線とは裏側のひだが傘表面にまで現れるために形成される放射状の線です。
古くなると周囲から組織が壊れるので、軟らかくなって浮き出るかも。
とにかくドクツルやシロタマに条線が有ると言うのは少し考えにくいです。


>>>

■Mt.Fuji_2013
[21:46 2013/09/08]
□Update...none

今年も行ってきました。

富士登山!!!

毎年行ってはいますが、今年は特に凄く嬉しい事が沢山有ったと思います。
昨年があまり多くの種に出会えなかったので、今年は期待しちゃいましたね。
トウヒやコメツガ、シラカンバなど低地では見れない樹種のオンパレード。
特定の樹木にしか菌根を形成しない種はこのような高地でしか見れません。

ですが今年は夏場の雨が非常に少なく、関東も例外ではありませんでした。
台風の襲来でようやく雨が降りましたが、まだ降ってから間無し。不安でした。

夜に出発し、深夜に山麓に到着。寝袋で車中泊。今年は中々良く眠れました。
昨年は眠れなかったせいでその日一日スッゴい体調が悪かったですからね・・・。
研究会の方と合流していざ出発!天気が悪いとの予報なので心配でした。

で、結果は・・・。



昨年は出会えなかった我が家の看板娘ドクツルタケ!綺麗なササクレだ!
不思議と最盛期の個体は少なく、幼菌と老菌が多く、時期を少し逃した感じか。

そして昨年は出会えなかった・・・。


新たな擬人化娘でもあるドクヤマドリ!ここまで大きい個体は初めて見ました!
切断した際の黄変も写真に収める事ができました。ああもう本当に可愛いなぁ!

他にも沢山の種類に出会えましたが、流石はFUJISAN、不明種の多い事多い事。
珍しいトコだとムカシオオミダレタケ、ゴヨウイグチ、サナギタケとかかな?

でもね。嬉しい出会いが有ったんです。

それは・・・。



そう、ポルチーニこと「Boletus edulis (ヤマドリタケ)」!遂に出会えた!
低地で見れるのは全てヤマドリタケモドキであり、本物は極めてレアです。
トウヒなどの高山性針葉樹にしか菌根を作らないので高地に限られるのです。

ん?何か見た事無い擬人化娘が居るような・・・。まぁいいか!

と言う事で雑ですが富士遠征オフレポ?でした。今月はキノコイベントが目白押しだ!

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>マサカのクロエネンさんキター!!
>翻訳前のクロエネンさんは意外と若い言葉で話すから
>「僕」が当てられたんでしょうかね?

クロさんに関しては映画版と漫画版は別人だと思って納得しております。
でも決めポーズを忘れないあたり映画版のクロさんもそこそこお茶目かな。

>かわいい!! (のづ さま)
でしょう!?

あれっ何に対するコメントだろう・・・多分絶ちゃんだと思うのだが・・・。


>>>

■ドMな僕っ子
[0:01 2013/09/01]
□Update...TOP絵更新

もうすぐ富士登山です。今年こそバライロウラベニイロガワリに出会いたい!
ずっと雨が降っておらず、やっとの雨もまだ菌根菌を起こせないでいますね。
本日久し振りにフィールド行ってみましたが、数株見られた程度でした。
来週の富士山までにはこの雨が効いて、沢山出てくれてると良いんですが。


と言う事で月一回のTOP絵更新!思い付いてから描くまでは早かったですね。
映画「ヘルボーイ」よりトゥーレ協会会長「カール・ルプレクト・クロエネン」。
漫画版では結構普通に喋って一人称が「僕」なので凄い違和感有るんですよね。
年齢は106歳。血液も乾き内部は砂になってますが、呪術によって動いています。
劇中様々なマスクと服装で登場しますが、冒頭のナチスの軍服がヤバいですね。

ちなみに自傷癖が有りマスクを外すと素顔はまぁ凄まじい形相ですよ・・・。
下手すりゃ主人公よりも格好良いので、是非一度観てみて下さい。オススメ。
映画も3が出る、かも?とのウワサなので、また登場してくれると嬉しいな。



旧TOP絵のファロイデス嬢は日記保管に変更しました。
ちなみにギャラリに入る基準ですが、完全に私のノリなのです。




凄く久々の投稿!密かにずっと続きを待っていました。相変わらずの吉田ロイド。
相変わらず出演者の掛け合いが秀逸ですね。しかし超再生時間の動画は驚いた。

---------------------------[拍手返信]---------------------------

>ヴィロサ嬢、一度見てみたいなぁ。
>でも山行きたくない虫怖い。 (popyadokari さま)

メールでも質問頂いたのですが、本物のドクツルタケに会うのは高難易度です。
低地で見られる小型の物は別種の可能性がかなり高いと思われますので。
標高の高い場所、または高緯度地域に行かないとまず出会えないのでは?


>>>