■植物寄生菌類特集
[22:20 2019/07/29]
□Update...[Kinoko]更新

305枚です。

あれ?おかしいな。何で急激に増えてんだ?結構写真消化しましたよ? いやまぁ理由は簡単で、収穫が多いからなんですけどね。 今年は雨が多かったせいか、消化するよりも多い枚数の写真が収納されて行っています。 これ終わるのかなぁ・・・とりあえず整理速度を上げないといけませんね。


キノコの話題。

今回はちょっとテーマを設けています。それは・・・。



植物寄生菌類!!!

クワ赤渋病菌(左上)
ナシ赤星病菌(右上)
ウツギさび病菌(左下)
コムギ黒さび病菌(右下)

今年は春にかなりの数の植物寄生菌類に出会うことができました。 なので今回のキノコ写真図鑑は全て植物寄生菌類と言う初の構成です。 個人的にはナシ赤星病菌に数年振りに出会えたことですかね? たまにはこんな回があっても良いんじゃないでしょうか。

ただ今回ヤバかったのが植物寄生菌類の知識がないと言う点です。 特に宿主交代を行うサビキン目に関しては生活環があまりにも複雑でした。 なのでネットで公開されている論文とかまで見に行きましたよ。 それでも完全に把握できなかったですけど・・・。 と言うか宿主交代先とかも完全に解明されてない感がありますし。

そして衝撃の事実も判明しました。



これ、さんざんクレマチスさび病菌だと紹介してましたね。 ネットでも調べればコイツばっかり出ますが、コレ実はコムギ赤さび病菌でした。 本家クレマチスさび病菌がさび胞子堆を形成するのは二針葉マツの葉上ですからね。 なのでセンニンソウ属上にさび胞子堆を形成するのは明確に別種となります。



本当のクレマチスさび病菌はコッチ。これが本物です。 ネットで調べてもほとんどがコムギ赤さび病菌と勘違いされているようですね。 ちゃんとサイト掲載のために調べなかったら気付かなかったと思います。

あと、色々と他のキノコも見付けてます。



gajin氏とのオフ会にて案内して頂いたアルポバ ディプロフロエウスです。 ヒダハタケに近縁な地下生菌で、ハンノキ属の樹木と共生関係にあります。 見たかった地下生菌の1つだったので非常に嬉しかったです。



翌週は早起きして何ヶ所も巡りました。色々と見れましたが、その中でも幾つかピックアップ。 衝撃だったのが標高の高い自然公園の広場で見付けたヒカゲシビレタケ。 ガスに霞む高原地帯で幻想的な姿を目にすることができました。 間違いなく今まで見た中で最も美しい姿をしていました。



twitterに貼って一番ウケたのがフカミドリヤマタケのこの写真でした。 木下氏に「本種の色素はアルコールに溶出しやすい」と教えて頂いて実際に試してみました。 無水エタノールに子実体を漬けてみると、このように非常に美しい色素が溶け出してきました。 これは知りませんでした・・・他にも似たようなことできるのかな?

と言う感じでたまにはこんなキノコ写真図鑑も良いよね。 もはやキノコじゃないよねって言うツッコミはもし来ても無視します。 最悪「菌類図鑑」に名前変更することも辞さない。 でも山渓フィールドブックスにも載ってるんだから良いよね?


絵の話題。



とある方に送るのに描いたレ級ちゃんです。 本来の目的はプレゼントなので紹介は次回更新で。TOP絵にする予定です。 この前のイベントでは散々苦しめられましたが、試行回数で突破可能だったので有情でした。 性能が性能だけに忌み嫌われてますけど、個人的にはあの狂気じみた感じは好きですね。 特にアーケードでは実際の動作が初めて分かりましたし。いやぁイカレてますね。



と言うかラフが溜まりすぎなんですよね。写真整理に追われて絵が描けてません。 一番面倒くさい線画が終わってるんだから、あとは比較的楽しい作業のはずなんですけど。 とりあえず次回更新時には1枚TOP絵としてアップできるので、裏でちまちま塗っときますか。 この前のIowaもですが、紹介してないラフいっぱいあるので。


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■一区切り
[21:31 2019/07/14]
□Update...[Kinoko]更新

288枚です。

ホントヤバい。これ以上は流石にマズい。 運が良いのか悪いのかは不明ですが、3連休は天気が悪いので写真整理に集中しますわ。 あとこれ以降の更新でとあるジャンルの菌類が続くのでここで一旦区切るために更新です。


キノコの話題。

Hibagon氏主催の冬虫夏草オフに参加させて頂きました。 実はこのオフ自体は2017年の段階から氏と約束していたものです。 今回それが遂に叶ったと言う感じですね。 参加者は私とアメジストの詐欺師氏、そしてHibagon氏の奥様。 雨が降っておらず発生がやや心配でしたが、流石に素晴らしい坪でしたね。



今回の目玉、ウンカハリタケです。かなり発見例が少ない希少種ですね。 自力発見もできましたが、今回は研究機関への提出が優先だったため採取はナシ。 やはり雨が少なかったのが効いたようで、発生数は少なかったです。



アメさん大興奮だったフトクビハエヤドリタケ。気生型の格好良い種です。 コチラは未熟なものが多かった印象。発生数も少なく、採取はご遠慮。 今回のオフで見れた冬虫夏草は以下の通り。

・ウスキサナギタケ
・ウンカハリタケ
・コメツキムシタケ
・コロモコメツキムシタケ
・サナギタケ
・ツキヌキハチタケ
・ハチタケ
・ハトジムシハリタケ

個人的には初見だったウスキサナギタケと写真リベンジしたかったハトジムシハリタケが嬉しかったですね。 また来年は時期を変えて、とも提案頂いたのでこれは検討せねばなるまいて!と言うことでオフ会参加の皆様・・・。

本当にありがとうございました!!!

翌日。

興奮冷めやらぬ私は地元の冬虫夏草坪を探索してみることに。 居ても立っても居られないってのはこう言う心理状態を指すのでしょうね。



まさか初見の種に出会えるとは思っていませんでした。 微細な冬虫夏草、ホソエノコベニムシタケです! 近年Cordycepsから新設のBlackwellomycesに属が変更となったばかりのホヤホヤ! 実は何年も前に見慣れない幼菌は見ていましたが、コイツだったとは!



そして今年はずっとリベンジしたかったセミタケの胞子観察にも成功! この日は朝から何ヶ所も回って出会った冬虫夏草は以下の通り。

・キマワリアラゲツトノミタケ
・カイガラムシキイロツブタケ
・カメムシタケ
・クチキムシツブタケ
・セミタケ
・ハマキムシイトハリタケ
・ヒメハリタケ
・ホソエノコベニムシタケ
・Akanthomyces sp. (ハチ繭生不明種)

・・・。

メッチャ大収穫やん。

この短期間でここまで冬虫夏草に出会えるって中々無いっすぜ。 ホント充実した休日でした。でもまだまだ遠征はこれからですからね! 安心して良い写真が撮れるように写真整理さっさと進めないとね。


絵の話題。



ラクガキのつもりだったけど何か気に入ったので仕上げてみることに。 不思議と本妻ビス子はほとんど描いてないんだよね。一回ガチで描いてみようかな?

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■ comment ■
ご無沙汰です。

何とか艦これ春イベは甲丙丙丙丙でクリアしました。 しかし掘りが壊滅的で、来るのはガングートや岸波など入手済みのものばかり。 やっと照月がきて秋月型コンプとなりましたが、ドロップ率、難易度など不満と後悔が残る結果となりました。 フレッチャーは仕方ないとしても、石垣はE2Jを潜水艦で120回掘ってもダメなのはどういうことなの…。 あと、アメリ艦ドロップの確率が低すぎる(わかった時点であきらめました)。

まずは、資源・資材の回復、対空兵装の改修、カンスト艦が増えてきたので カッコカリも視野に入れつつ各艦の練度上げに入ります。次のイベントでリベンジです。 (D.S さま)


今回はホント掘りイベって印象しかありませんね。資源回復も間に合う気がしません。 結局のところ出るまで掘ればドロップ率100%ってのが至言なんだなと実感しました。 それができるように練度と備蓄を怠らない、それこそが「艦これ」、頑張りましょう!


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