■oso的虫草祭2022
[20:52 2022/09/21]
□Update...TOP絵更新 & [Kinoko]更新 & [Personification]に2人追加

キノコの話題。

538枚です。

いやね、前回更新の680からあの後さらに増えて一時期700枚超えてたんですよ。 確か708枚だったかな?まぁそんくらいです。なので前回更新で誓ったんです。 「冬虫夏草専門の更新をする」と。だから頑張りましたよ。 冬虫夏草写真だけで391枚まで減ったんですよね。 つまり冬虫夏草の写真だけで317枚もあったんですよ。 もうどんだけ冬虫夏草の写真撮ってんだよって感じです。選別してコレですからね?

上の数字はそこからの通常キノコの増加分なので勘弁して下さい。 ここからは掲載するか否か選別して載せるので、実際にはもう少し少なくなると思います。 だから安心して下さい、俺。


冬虫夏草の話題。

「コロナ禍」がGoogle日本語変換でついに予測変換できるようになった昨今。 毎年行われていた冬虫夏草の一大イベント「虫草祭」も感染防止のために中止が続いています。 しかし今年は断続的に降る雨のおかげで全国的に冬虫夏草がかなり好調だったように思います。 実際に自分も様々な地域に出向き、今まで見たことが無かった冬虫夏草や、 既存の冬虫夏草であっても今までにない状態の良さを目にすることができました。 気付けば副趣味や艦これ、お絵描きを全てほったらかして、 2022年の夏は冬虫夏草に費やしたと行っても過言ではない時期を過ごしたと思います。

その結果が上記の通りの写真枚数の多さであり、掲載作業に長期間消費してしまった原因でもあります。 お陰様で副趣味アカウントはほぼ休止状態。艦これもイベントすらロクに進められていません。 なので毒を食らわば皿までと言うことで、今回は冬虫夏草に特化した更新。 私が2022年に参加したオフ会や観察会、調査などを簡単なオフレポでご紹介したいと思います。

てことで。

oso的虫草祭2022!!!

開幕です。ちなみに4月28日のヤンマタケ発見オフ、5月28日の春の菌生冬虫夏草観察オフ、 7月23日のシャクハリ擬人化特集についてはすでに単独記事があるので、それ以外の分となります。


①岡山遠征 (7月2日~7月4日)

2018年にも行われたガガンボ氏主催の岡山遠征。 参加メンバーは青fungi氏、アメジストの詐欺師氏、ガガンボ氏、木下氏、どろんこ氏、私の6名。 本当は昨年2021年に計画していたのですが、新型コロナウイルスの感染防止のため断念。 今年は感染対策を徹底することで何とか開催に漕ぎ着けることができました。 何と二泊三日の長期間遠征であり、温泉宿に泊まって普通に旅行気分まで味わえました。 しかし梅雨が想像以上に早く明けてしまい、遠征直前に雨が全く降らないと言う事態に。 そのため本来は出会えたであろうカンピレームシタケ類似種に出会えなかったのは少し残念。 天気に関してはどうしようもないですからね・・・。



今回の旅の大きな目標は多くのオフ参加者が「カラサケキツネノサカズキ」だったと思います。 私もタイプ標本産地に以前ガガンボ氏と同行した経験はあるものの満足できる写真が撮れておらず、 サイト用に掲載する良い写真が欲しかったので、その目標はしっかり達成できました。 そんな自分の初見としての最大の目標は何と言っても「Tolypocladium guangdongense」通称「広東虫草」でした。 しかし時間配分をミスって断面写真を撮り忘れると言う大失態をかまし、 その上標本採取にも失敗すると言う悔いの残る結果となってしまいました。 こんなの諦めきれませんよ・・・また必ず行くからお願いガガさん!



で、広東虫草を撮りそこなった理由の一つが「タンポタケモドキ」に時間を奪われたことです。 本種は冬虫夏草生態図鑑にも普通種として載っていながら、自分は一度も見たことがありませんでした。 実際に目にしたらその雰囲気に惚れ込んでしまい、アホみたいに写真を撮りまくってしまったんです。 で夢中になっててタイムオーバー・・・でも個人的には凄い満足度でした。 写真図鑑を見て頂ければ「あ、コイツ気に入ったんだな」と分かると思いますよ。



コチラはカラサケキツネノサカズキ発生地の近くのブナ林帯で出会った「フトクビハエヤドリタケ」。 本種は冷涼な環境を好むようで、以前見た広島のフィールドでも冷涼な環境だったのを覚えています。 ただ広島オフと同様にこれまた未熟。どうも成熟するのは夏真っ盛りのようですね。 そこまで待つと他の冬虫夏草が見れなくなってしまうので、成熟個体は単独で狙う必要がありそうです。

この他にもハガクレシロツブタケの美しい子実体など複数の冬虫夏草に出会うことができました。 何よりも温泉街でゆったりとした時間を過ごすことができ、 日常から少し離れた貴重な時間を参加者の皆さんと過ごすことができたのが嬉しかったですね。 今回訪れた場所で気になる場所もあり、次回企画時はその場所を重点的に探してみたいなと思ったり。 企画者であるガガンボ氏、本当にありがとうございました!


②すず姉氏との突発オフ (7月17日)

岡山遠征を終えて地元に帰ってからはチョコチョコと近場のフィールドを散策。 ハマキムシイトハリタケのフィールドをチェックしたりしていました。 この日は1人でフィールドへ行く予定でしたが、偶然にすず姉氏と予定が合い私のフィールドをご案内。



今年は見れないかなと思っていた「セミタケ」も無事にお見せすることができました。 その後場所を移動してハマキムシイトハリタケのフィールドもご案内。 小さな子実体に悪戦苦闘しておられましたが、慣れればバンバン見付かるもの。 その後周囲を調査して新たにセミ生冬虫夏草が出そうな場所を発見するに至りました。 丸一日じっくりとフィールドを観察でき、新しい発見もありの良いフィールドワークとなりました。 すず姉氏、ありがとうございました!


③冬虫夏草継続調査1回目 (7月23日)



上述の通り、このオフについては7月31日に単独記事にしているので省略です。 ですがこのオフが⑤に繋がります。ちなみに写真は「Gibellula sp.」。 黄色い菌糸を持つ種で、その後の継続調査で非常に詳細な記録を取ることができました。 有性世代と無性世代、加えて観察が難しいGranulomanus型の分生子まで観察できたのは貴重な経験でしたね。


④地元冬虫夏草調査 (7月30日)

この日は地元でツクツクボウシセミタケが出ていないか目を付けていた場所を調査。 凄まじい数の「ツクツクボウシタケ」は見付かるもテレオモルフは見付かりませんでした。 この場所は継続して9月半ばまで観察を続けましたが、今年は有性世代の発生は見られませんでした。 ただ非常に怪しいとは思っているので、継続して調査し続けたいと思います。



そして衝撃の事実に気付いてしまいました。何と顕微鏡観察していませんでした! 今まで何度も何度も出会っていたのに、「した」と思い込んで分生子を見てなかったんです。 なので今回の写真図鑑でようやく載りましたので、是非ご確認下さい。 他にもハチ生Metarhizium属菌の詳細な観察も行うことができた1日でした。


⑤冬虫夏草継続調査2回目 (7月31日)

前回調査でホソエノコベニムシタケ(山形型)が見付かったこの場所。 標本採取希望者が現れたため、1週間後に再度調査に訪れました。 参加者はアメジストの詐欺師氏と青fungi氏、そして私の3人。 ・・・のハズでしたが、突如ガガンボ氏乱入。 Skypeで「行けないな~」とか言ってたのに、ホントもうイタズラ好きなんだから。 そしてそんなガガさんが凄まじい発見をすることに。



何と国内でも発生地がかなり限られる珍しい冬虫夏草「ハスノミウジムシタケ」を発見! 最初はガガさんの見慣れた同属のウスキヒメヤドリバエタケと思い見逃しそうになりましたが、 マクロ撮影していて違和感に気付き再度観察し、本種であると確信を得ました。 何とHypocrea属菌であり、他の冬虫夏草3科とは大きく異る性質を持つと言われています。 自分もずっと出逢いたかった種だったので、メチャクチャテンション上がりました。

この日のガガさんは凄まじい発見眼を発揮し、アメさんが探していた接合菌類もバンバン発見。 今回のオフを引っ張っていました。「ガガさんもケカビやりましょう」とスカウトされてましたね。 個人的には前回見たかった地衣化した子嚢菌類のThelocarpon属菌を見たかったんですが発見には至らず。 やはりスペシャリストのSORA氏が居ないとキツいか・・・。



ホソエノコベニムシタケ(山形型)」も無事見付かり、シャクトリムシハリセンボンの新規発生も確認。 本当に凄い場所です。この場所は来年泊りがけで調査したいと思っています。 参加者の皆様、ありがとうございました!


⑥冬虫夏草継続調査3回目 (8月6日)

またかよって感じですが、またです。今回は青fungi氏、SORA氏、私の3人。 前回調査でハスノミウジムシタケが見付かったことで、またも標本採取のために同じフィールドへ。 3週連続で同じ場所を調査するなんて流石に初めての経験でしたよ。 ただ流石にシーズンオフが近かったようで、過去2回ほどの収穫はありませんでした。



何と山形型と同じ場所で本家「ホソエノコベニムシタケ(財田型)」を発見! まさか同じフィールドで出るとは・・・どうなってるんだこの場所は?



3回の調査の中で最も立派な「シャクトリムシハリセンボン」に出会ったのもこの日でした。 本種は神出鬼没と言われ、偶然じゃないと出会えないと言われるほど発見が難しいです。 そんな冬虫夏草が毎回必ず新たに見付かる。それだけでこの環境の凄さが伝わると思っています。

SORA氏参戦で無事Thelocarpon属菌にも再会でき、何と我が家で新規子実体発生に成功しました。 1回目の調査で採取しなかったことを悔やみましたが、意外な形でリベンジに成功。 この日はその他にも興味深い菌に数多く出会うことができました。 このように同じフィールドを毎週調査すると言うことは今まで1回もやったことが無かったですが、 環境変化を肌で感じることができ、新たな知見を得られた気がします。来年の調査が今から楽しみです。 ね?多分主催者になる青さん?参加者の皆様、ありがとうございました!


⑦アオバハゴロモの定点観察 (8月11日)

流石に冬虫夏草のは梅雨時を過ぎて一段落・・・と思っていたら甘かったです。 実は何年も前から定点観察している場所があります。 その大きなツバキの樹には枝に貼り付いて絶命したアオバハゴロモがいつも見られるんです。 なのでとある冬虫夏草が見られるのではないかと期待して毎年足を運んでいました。 しかし何年経っても子嚢殻が出来ず、そのまま朽ちて行くばかり。 あの冬虫夏草は夢のまた夢なのだろうか、と思っていた矢先の意外な出会いでした。



超絶激レア冬虫夏草「ハゴロモツブタケ」についに出会えました! 肉眼でも子嚢殻が形成されているのが見えた時は「か」に半濁点が付いたような奇声が出ましたね。 本種は正式な記録、未発表の発見報告を含めても国内で5~6例しか発見例が無いと言う希少さ。 今回の観察で子嚢殻、子嚢、子嚢胞子、二次胞子まで観察することができました。 標本は本属菌をメインで研究している方に提供し、貴重な情報が少しずつ明らかになっています。 今回本種を写真図鑑に掲載できたのは本当に嬉しいことですね。 快く枝ごと採取を許可して下さった土地の所有者様、本当にありがとうございました!


⑧卵嚢のアレの胞子観察 (8月21日)

この日は時間が無かったので地元のプチ観察。そこでまさかの出会いが。



今までも何度か出会っていますが、今回見付けた「ランノウアカツブタケ」はちょっと違う。 クモの卵嚢に使われる特殊な糸を宿主とする珍奇な冬虫夏草ですが、子嚢殻の様子に違和感。 今まで見たものはどれも子嚢殻が潰れていましたが、今回はちゃんと膨らんでいます。 まさかと思って持ち帰ると自然落下の胞子観察に成功! ベテラン虫草屋さんでも中々成功しないと聞いていたのでメチャ嬉しいですね。 今回これも写真図鑑に載せることができたので貴重な情報だと思いますよ~!


⑨しんや氏との首折れオフ (8月25日)

実は岡山遠征で心残りだったことがもう1つあります。アリだけに。 国内で見られる気生型のアリ生冬虫夏草は代表的なものが4種類あります。アリだけに。 チクシトゲアリから発生するタイワンアリタケ。 ミカドオオアリから発生するイトヒキミジンアリタケ。 ムネアカオオアリから発生するコブガタアリタケ。 トゲアリから発生するクビオレアリタケ。 この4種類のうち、クビオレアリタケだけ、成熟した子実体に出会えていなかったのです。 2回の岡山遠征で見てはいるのですが、老成個体、不稔個体、未熟個体が続き、 成熟した子嚢殻を形成しているものに唯一出会えていなかったのです。 擬人化がこの1種だけ抜けていたのもそれが理由。



そんな時、Twitterのフォロワーさんであるしんや氏が立派なクビオレの写真を投稿。 それを私がRTして「いいなぁ~」と呟いたところ、しんや氏からご案内しますよ?とのお誘いを頂きました。 お言葉に甘えて2人でフィールドへ向かい、ついに念願の「クビオレアリタケ」の成熟個体に邂逅! これでやっと欠けていたピースが全て揃いました! お礼とばかりに氏が見付からないと嘆いておられたイトヒキミジンアリタケをクビオレのすぐ近くで発見。 やはり案内して頂いたフィールドで新発見が出来るとこちらも嬉しいですね。

しかしこのオフはまだ終わらない・・・とんでもない発見が続きます。



クビオレアリタケの未熟個体だと思って撮影したらシルエットに違和感が。 マクロ撮影してみると何と「アリノミジンツブタケ」による重複寄生を受けていました! 本種はイトヒキミジンアリタケに良く出ますが、地面が近く汚れていることが多いです。 ですが高さのある場所に出るクビオレアリタケに感染するとここまで綺麗になるんですね。 しかも今回は追培養によってアナモルフの1種と思われる分生子殻の観察に成功。 以前から「アリノシロコツブタケ」と呼ばれていたものの正体に近付いた気がします。 でもまだまだ発見は止まりません。



フィールドを移動して別のクビオレアリタケのフィールドへ。 この場所では低地にも関わらずムラサキクビオレタケが見付かると言うファインプレーも。 そして何と極めて発生頻度が低いハナサナギタケの有性世代「ウスキサナギタケ」が見付かったのです。 私も以前それっぽい子実体には出会っていますが、宿主や子嚢殻の形状などから典型的ではないと思っていました。 しかし今回のものはアナモルフとテレオモルフが両方見られる理想的な発生状況! しんや氏に標本採取の許可も頂き、今回ついに念願の胞子観察に成功しました!

その後は天候の悪化でフィールドを切り上げましたが、非常に濃いオフとなりました。 道中怪しい場所を何ヶ所も目にしたので、是非またお邪魔したいと思います。 来年のオフにも是非参加して頂きたい!しんや氏、本当にありがとうございました!


⑩灯台下暗し (8月28日)

しんや氏とのオフ会から3日後、④でも触れたツクツクボウシタケのフィールドを定点観察。 実はオフの際に氏からクビオレアリタケを探すコツを教わっていました。 と同時に氏のフィールドを訪れた際に地元でデジャヴュを感じてもいました。 なのでひょっとしたら地元にも居るんじゃないか?とある程度予想してのフィールド訪問だったんです。



マジで居ました。クビオレアリタケ、まさか数十回は通ったであろう道の脇に普通に居るとは。 やっぱり新しい視点と言うのは必要ですね・・・と言うオチが付いたと言うことで。


とまぁこんな感じでメチャクチャ濃密な2ヶ月間でした。 冬虫夏草以外のことが全然手に付かないと言う事態に陥った理由が良く分かるでしょ? 正直これだけ短期間でこれだけの数と種類の冬虫夏草に触れたのは初めてかも知れません。 まぁイコール「顕微鏡観察にアホほど時間を奪われる」なんですけどね。 そのせいで艦これのEOは放置だし遠征もマトモに回せないしでイベントがピンチですよ。 とにかく冬虫夏草的近況報告はこんな感じでした。


写真図鑑の話題。

てことで今回新規写真を掲載した種は冬虫夏草のみで・・・。

37種類です。

以上です。やっべぇでしょコレ。


絵の話題。

今回は絵も一気に上げちゃいます。まずはTOP絵変更。 「Ophiocordyceps odonatae (ヤンマタケ)」擬人化の「飛龍 蜻蜒」さんです。 凄く気に入ってるデザインなので、早い内にTOP絵を飾って頂きたいと思っていた娘でもあります。 やはりヤンマタケと言えば冬虫夏草界の花形って感じがしますもんね。

デザインはTOP絵用に若干マイナーチェンジしています。ベルトとかそうですね。 擬人化図鑑では前髪で隠れている額の目も見えるようになってます。 もうとにかく翅描くのが地獄でした。でも透けてる感じとボロボロ感は出たかな? やっぱパッと見た瞬間に「あっ○○だ」と思って貰えるようなデザインを心がけたいものです。



てことで旧TOP絵の「Nepenthes clipeata」は日記保管。 現地では絶滅寸前の希少種です。何とか保護して頂きたいものですね。 ちなみに本種の捕虫袋の口は嗅ぐとほのかにチョコレートっぽい香りがするんですよ?


キノコ擬人化の話題。

今回は一気に146人目と147人目を追加!150人が目前に迫って来ました。 ちなみに先に言っときますが、2人とも冬虫夏草娘です。だって冬虫夏草更新ですし今回。



まず1人目は「Ophiocordyceps satoi (クビオレアリタケ)」擬人化の「首折 蟻乃 (クビオレ アリノ)」嬢。 国内で見られる代表的な気生型アリ生冬虫夏草四天王の最後の1人をやっと擬人化できました。 今まで擬人化しなかったのは上述の通り成熟個体を唯一見れていなかったためです。 出会う機会を下さったしんや氏に再度感謝いたします。ありがとうございました!

デザインは見ての通りトゲアリと子実体の形状がモチーフです。 タキシードなのはマルミアリタケとコブガタアリタケの宿主であるムネアカオオアリに似せるためです。 背負っている鋼鉄製のトゲはタイワンアリタケ擬人化の筑紫葉ウテナ嬢と同じような構造です。 髪を部分的に縛っている紐が黒いのは、種小名の由来にもなった方がハリガネムシを研究されているからですね。 マルミアリタケを除くアリ生冬虫夏草娘4人はデザインに共通点を持たせているのがコダワリ。 個人的にはタイワンとイトヒキクビオレとコブガタがそれぞれ対になるようなイメージですね。

そしてもう1人。



2人目は「Torrubiella sp. (ハゴロモツブタケ)」擬人化の「羽衣 粒果 (ハゴロモ リュウカ)」嬢。 冬虫夏草としてはどマイナーですが、一目見た時から擬人化案が浮かんでしまったので擬人化するしかありませんでした。 実は極秘情報を標本提供者様およびその関係者様より頂いており、バレない程度にその特徴を盛り込んでおります。

とにかく幹に張り付く姿をイメージしています。 図鑑の掲載の関係上、地面に立っていますが、普段はドレスの裾も幹に張り付いています。 こだわったのは髪で、子嚢殻と宿主を部分的に覆う菌糸をイメージしています。 あと個人的に気に入っているのはギョロ目。これはアオバハゴロモを画像検索すればお分かりになるかと。 正直擬人化しても誰も見たことねぇよレベルで珍しい種ですが、これで知名度が上がれば・・・と期待します。

実はもう1種、ハスノミウジムシタケも擬人化しようと思ったんですが、どうもしっくり来るデザインが浮かばず。 どうせなら同属菌と言われている宿蝿きひめ嬢とセットにしたいなと考えているので少し時間がかかりそうです。 とまぁこんな感じで冬虫夏草特集はここまで。また来年に期待いたしましょう。 これからの時期もチョコチョコ冬虫夏草は見れますし、地下生菌も動き出す頃合い。年末くらいからまた騒がしいかな? さて、いい加減に艦これイベントやらないと・・・。



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