■Amanita neoovoidea (シロテングタケ)

■ 2008年09月14日 撮影

マツやブナの入り混じる雑木林の遊歩道の草むらにひっそり佇んでいました。
最初に見た時はフクロツルタケかとも思ったんですが、どうも雰囲気が違う。
全体的にとてつもなく「粉っぽい」。周囲に雪が降ったように積もってます。
傘は真っ白で粉質物で覆われ、上部に薄黄色の皮膜が乗っています。
完全に皮を被った?ん?卑猥か?皮を被った幼菌から開きかけの成菌まで!
残念な事に、群生だったんですが、一株一株は小振り。大型菌なんですけどね。


■ 2008年09月14日 撮影

一株抜いてみました。予想はしてましたが、手にべっとり白い粉が付きましたよ。
しかもしっとりしていて擦ると伸びます。そして粉臭い!結構強烈です。
裏側はこの通り、ひだが見えません。これは粉を吹いたつばが覆っているため。
成長と共につばが破れ、ひだが露出します。ひだには粉は付着してません。
ひだまで粉だらけじゃ、いざ胞子を飛ばす段になって苦労するでしょうしね・・・。

あと、フクロツルタケに似てる場合は肉の赤変性で判断しましょう。

大体想像できるんですが、毒キノコです。そりゃそうだよねー。
胃腸系の中毒の他に、神経系にも作用し、幻覚等を症状が出るそうです。
粉が落ちると判別しにくいので、つぼの有無等、確認を怠るなかれ。
地方によっては「シラフタケ」と呼び、食用としているそうです。信じられない。

■ 2008年09月14日 撮影

かなり立派な大型個体を発見!このサイズだと流石に迫力が有りますねー。
地方によっては「シラフタケ」と呼び、毒抜きして食す地域も有るとか無いとか。
一応テングタケ科で、化学分析によって毒素も検出されているので食べちゃダメ。

■ 2008年09月20日 撮影

何度も成菌を見たのですが、どうもこの特長のせいか傷みが速くて酷い個体ばかり。
晴れ続きだったために雨で傘や粉末が傷んでおらず。やっと良い個体に出会えました。
傘の周囲にまるで「つらら」のように下がったつばの破片が何とも妖しげで美しい!
見渡せば周囲に驚きの40株。大群生でしたが、これがベストショットでしたね。

■ 2009年07月05日 撮影

感動しました!!!周囲の落ち葉のサイズから見てもその大きさが分かります。
夏の日差し照りつける雑木林の中で今までで最高の個体群に出会えました。
まだ傘に完全に皮膜を被った幼菌が落ち葉を持ち上げて顔を出していました。
大きさも凄いですが、傘の皮膜にテングタケ科らしい模様が浮き出ている!
多湿時には見えなかった模様です。やっぱり仲間なのだな、と感じましたね。

■ 2009年11月07日 撮影

確か本種は夏のキノコだと記憶してますが・・・今は11月なんですけど
しかもかなり大型の個体です。何か変だな今年。色々とイレギュラーが多いな。

■ 2012年07月22日 撮影

久し振りに綺麗な個体に出会えて綺麗に撮れた気がします。はぁ・・・。
以前のカメラだと色合いが自然に写らなかったので、以前のモノは削除しました。


■ 2012年07月22日 撮影

やっぱ俯瞰で見るとまるで幽霊みたいでギョッとしますね。怪しげで素敵です。
擬人化に幽霊っぽさをもう少し盛り込めば良かったと若干後悔しているくらい。
この傘の周囲に綺麗に垂れ下がるレースの美しさはAmanita属でも特に魅力的。

■ 2012年10月20日 撮影

秋の日差し降り注ぐ自然公園。その道端にギョッとする巨大な白い不審物。
近付くと柄もごんぶとの立派なシロテングタケ二人組。周囲に漂う独特な粉臭
以前も11月に見ましたが、本種は意外と秋遅くまで発生を続けるようですね。

■ 2013年09月22日 撮影

久し振りに綺麗で大きな個体に出会えました。巨大な頭が出て来たトコです。
ただ大きすぎたのか周囲の石や枝にぶつかって大きなキズが付いていました。

■ 2014年09月06日 撮影

ソライロタケを一通り見て回り、周りに何か無いかな?と踏み込んだら有った!
蚊の猛攻に耐えながら撮影した真夏の幽霊の大群生!久々に綺麗な群生です。
はやり本種はこのように傘の周囲に垂れ下がる皮膜が最大の魅力ですよね。