■Amanita vaginata (ツルタケ)

■ 2017年08月20日 撮影

広葉樹林内で見付けた「鶴茸」。その名の通り鶴のようなスラッとした脚!
過去に何度も見てますが状態が悪く、これ!と言う個体が撮れませんでした。
基部のつぼに綺麗な条線が入った傘、そしてつばの無いややササクレた柄。
大体和名に「ツルタケ」と有る種は柄につばが無い事が共通の特徴ですね。


■ 2017年08月20日 撮影

傘はこんな感じです。色は灰褐色でやや繊維状の光沢が有ります。
周囲には溝線が並びます。溝線はかなり長く、傘の中程まで入ります。


■ 2017年08月20日 撮影

ひだも柄も白色。柄の途中につばが無いのがツルタケの仲間の特徴。
柄の基部には白い膜質のつぼが有り、特徴が多いキノコだと思われます。
ひだが柄に対して離生しているのもツルタケに近い種に多いですね。

テングタケ科としては珍しく食べられますが、生食は毒です。
味もそんなに美味しくはないようで、まぁ食べない方が良いですかね?

■ 2010年07月10日 撮影

7年前の同じ場所。寸分たりとも場所が変わらないので安定しているご様子。
菌根菌はある程度近い場所に毎年出るので、探すのが楽で助かりますね。
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