■Amaurochaete tubulina (マツノスミホコリ)

■ 2007年07月31日 撮影

見付けた時はちょっと引いたわ。そのあまりのキモさに。何かの糞かと思った。
マツの古い切り株の表面に発生していました。こう見えても立派な粘菌です。


■ 2007年07月31日 撮影

和名を見ると分かるように、本種はマツの朽木に選択的に発生する変形菌。
この「スミ」は「墨」なのか「炭」なのか・・・。とにかく光沢のある黒色です。
多分色合い的に「」の方だと思うんですが。習字を思い出しますね。
あと、実は軟らかいですってかゲル状です。素手で触らなくて良かった・・・。

まぁ・・・軟らかいんだからスプーンで掻き取って食えるかもね。食わないけど。
俺は絶対試したくないね。と言うワケで食不適。粘菌ですので当たり前か。

■ 2007年09月03日 撮影

また別の場所で発見しました。やっぱり生えていたのはマツの切り株です。
しかも見た目に相当前に伐採された株のようです。粘菌好みの腐り具合です。
以前見た株より成長した状態かな?表面がボコボコしてます。
恐らく後少しで子実体を作るのでしょう。しつこいですが正直キモいです。
良く見ると粘菌が付いてる部分だけ中の木の色が見えてますね。

■ 2008年07月05日 撮影

どこかで見た背景・・・。そう、初めて発見したのと同じマツの切り株。
毎年この場所に発生するようです。相も変わらずキモいお姿です。
粘菌ってもっとこう、滑らかなイメージが有るんですが、本種はこんな感じ。

■ 2008年09月06日 撮影

キモい。もう良い飽きた感が有るけど・・・。キモいです。ハイ。キモいです。
毎年同じマツの切り株に発生してます。白い部分は変形体の移動跡のようです。
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