■Boletus sp. (シロヤマドリタケ)

■ 2013年07月15日 撮影

今まで何度か出会った事は有ったのですが、立派な個体はこれが初対面でした。
和名は「白山鳥茸」、しかもこの和名は「仮称」で、種小名も未決定です。
この和名は池田良幸氏仮称扱いとなっており、正式な決定が期待されます。
現状では掲載されている図鑑は国内では「北陸のきのこ図鑑」だけのようですね。
のワリにはウチの近所の雑木林では数ヶ所で確認したので、分布は広いようです。
ヤマドリタケの品種である「B. edulis f. albus」とも異なり、別種の可能性大。

傘はおろか柄も肉も真っ白の特徴的なイグチ。森の中で超目立ちますね。
アワタケヤドリにヤられた個体かと思いきや、肉質はしっかりしています。
傘表面はつやは無く、傘の周囲はひび割れ、成長不良を起こしたような外見。
Web上で見る写真も多くが傘の形状が悪く、本種特有の現象と考えられます。


■ 2013年07月15日 撮影

管孔は白色で、菌糸に覆われている模様。成熟すると黄土色になります。
柄は綺麗な白色で下方までしっかりとした隆起状の網目が走っています。
摘んだだけで傷付くなど、傘が奇形になるのも肉質が脆いのが原因ですね。
この柄の感じはヤマドリタケよりもムラサキヤマドリタケに似ていますね。

本来不明種なので食毒は書くべきではないですが、本種は美味な食菌だそうです。
実際図鑑中にも記述が見られ、ぶっちゃけ身近に実際に食した方が居られます。
ただ同時に毒キノコと言うウワサも有り、真実はまだ闇の中です。白いけど。

■ 2013年07月13日 撮影

コチラはボツになった実況動画撮影中に発見した個体。結構離れた場所です。
周囲にも何株か発生していましたが、これが一番綺麗な個体でした。
他の個体は見事なまでにボロッボロで、撮影に耐えうるのはコイツだけ。
傘がこんな状態になるのはもう本種の特徴と言って問題無いかと・・・。

■ 2013年09月22日 撮影

実況動画撮影中に見付けて喜びのあまり変なテンションになってしまいました。
念願のシロヤマドリタケの株立ちに出会う事ができました。超ウレシイですよ!
本種は単生している事が多く、複数寄り添うこの姿はかなり貴重ですね。


■ 2013年09月22日 撮影

勿体無いけど複数株有ったので引っこ抜いて裏側をじっくり観察しました。
管孔はアイボリーです。成熟すると黄土色になって来るんでしょうかね?
また柄の網目も有ったり無かったり。網目が無くなるって変な気が・・・。

■ 2013年09月29日 撮影

めっちゃ美味しそう。これだけ柄が太いとさぞ食べ応えが有るでしょうね。
右にも幼菌が見えてますし、このフィールドは安定して出そうな感じですね。


■ 2013年09月29日 撮影

柄を拡大してみました。真っ白に真っ白な網目なのであんま目立ちませんねコレ。
良く見ると網目に少し色が有るような気がしますが、あんま目立ちませんねコレ。
そして相変わらず表皮がヤワいです。何かBoletusらしくないんですよねコレ。

■ 2016年09月10日 撮影

毎年結構な数見てたハズなんですが、今年はコイツと幼菌が一つのみ・・・。
ただTwitterでも発見報告がチラホラ有り、知名度は上がってきた模様です。
それにしてもこの白すぎるが故のハレーション、何とかならんものかしら。