■Cantharellus tubaeformis (ミキイロウスタケ)

■ 2009年08月08日 撮影

やや高山帯の針葉樹林に生えるキノコのハズですが・・・ここは低地です。 和名に入っている「幹色」はやや褐色を帯びたような黄土色の意味だそうです。 染物等に使われる色なので、現物はぐぐって頂くのが最適かと思われます。


■ 2009年08月08日 撮影

裏側を見るとすぐ分かるかと思いますが、アンズタケに非常に近い種です。 決定的に違うのはその配色です。柄は黄色なのですが、しわひだの色が変。 黄土色なのですが、少し赤みも有り、表現しにくい色合いなのです。

図鑑ではとされており、出汁も出るそうです。 しかしあまり大きくならず、肉も薄いので食べられるとしてもボリュームに欠けます。 またアンズタケの仲間には弱毒を持つ種も有り、一応自己責任でお願いします。

■ 2012年09月21日 撮影

色んなフィールドを歩いているのですが、見かけるのはこの一ヶ所だけ。 不思議と他の場所では全然見ません。意外と珍しい種なんでしょうかね? この個体は傘の色がやや淡いので、傘全体が黄土色に見えますね。


■ 2012年09月21日 撮影

裏返してみると独特のしわひだの色が目に入ります。あぁミキイロだなぁと。 今年は大型の個体が見られなかったので、しわひだの発達がかなり悪いですね。 しかしこうして見ると柄の鮮やかな黄色が凄く綺麗なキノコだと思います。
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