■Ceratiomyxa fruticulosa var. fruticulosa (ツノホコリ)
■ 2017年05月14日 撮影 しだれ花火のようで非常に美しかったです。朽木に花を咲かせましょ〜♪ 水生キノコを探して歩いていた小さな沢の倒木で発見。やっぱり水が好き。 ツノホコリは亜種や形態変異が多く、これが基本種の「角埃」ですね。 いわゆる粘菌と呼ばれる動く菌類の一種です。モゾモゾと移動します。 ただ厳密にはツノホコリの仲間は原生変形菌と言い異なるグループです。 移動しつつ栄養を貯め、時期が来ると担子体を作って胞子を飛ばします。 担子体表面に子実体を作るため、表面が粉を噴いたように白いです。 ■ 2017年05月14日 撮影 すぐ近くに変形体からちょうど担子体へと移行している段階が居ました。 最初はエダナシツノホコリかと思いましたが、この分岐は違いましたね。 エダナシはこの段階で担子体一本一本が分離していて枝分かれしません。 言わずもがな食えません。長くても一本の長さが1cm程度です。 しかし小さくても見応えは抜群。梅雨時の朽木に華を添える愛らしい存在です。 ■ 2006年09月09日 撮影 キノコ探索を始めた初期に発見していました。この時は「?」でしたけど。 ■ 2007年07月08日 撮影 はぁ〜・・・これは綺麗だな、普通に。遠くからでも良く分かります。 本種は梅雨時に猛威を振るう粘菌です。この写真じゃ不鮮明。 ■ 2007年07月08日 撮影 すごいっしょ?綺麗っしょ?実は大きいようで予想以上に小さいのですよ。 粘菌なので普段は這い回ってるけど、この時期はこのような担子体を形成。 要するにこの状態が本種の「キノコ」状態と言う事になります。不思議。 |