■Chlorophyllum molybdites (オオシロカラカサタケ)

■ 2010年10月03日 撮影

運転中に草むらに生えているのを発見。交通の邪魔してすみません!
実はまだサイトの無い頃に初めて安価なデジカメで撮影したのはコイツでした。
見落とす方が難しいってホドに目立つヤツです。和名は「大白唐傘茸」です。
日当たりガンガンでも大丈夫。に生える乾燥に極めて強いキノコです。


■ 2010年10月03日 撮影

傘はお名前の通り白色でササクレ立ち、皮膜の跡をあちこちに残します。
特に中央には大きな皮膜が残っています。朝露が降りていて綺麗ですね。


■ 2010年10月03日 撮影

裏面です。ひだは若い時は白色ですが、徐々に緑色を帯びてきます。
最終的にはひだ全体がオリーブ色になるのが本種特定のポイントとなります。
類似種のドクカラカサタケは緑色にはならず、傷付くと赤っぽくなります。
またドクカラカサにしてはやや大型で、発生場所的にも本種と考えられます。

セントレア開港直後、道路脇にワラワラ生えて来たニュースの影響かな?
最近は知名度が上がって来ましたが、要注意のかなり強い毒キノコです。
比較的生活圏内で良く見付かるので、見付けても手を出さないよう注意!!!

■ 2006年07月25日 撮影

側溝脇の草むらに明らかに不釣合いな白い傘。非常に大型で目立ちます。
友人宅の近くで発見した個体です。奥の個体のひだの色、見えますか〜?


■ 2006年07月25日 撮影

奇跡的に撮ってた裏側です。オリーブ色に染まっているのが良く分かりますね。
この頃はまだ知識が乏しく、ドクカラカサとの見分け方知らなかったのに・・・。
幼菌時は白色なので食菌のカラカサタケと間違えないように注意しましょう。

■ 2011年08月26日 撮影

撮影が恥ずかしかった!何たってココは交通量の多い道路脇だったからです。
倉庫の前の小さな草地に20本近くの大群生を走行中に発見!停車して撮影です。
通り過ぎる車からの視線を背中に感じ、M心が目覚めたような目覚めないような。


■ 2011年08月26日 撮影

幼菌群です。毒キノコとは思えない愛らしさですね♪


■ 2011年08月26日 撮影

裏返してみました。柄が長いので指でつまんで持つと本当に唐傘みたいです。
やや光沢の有る滑らかな柄と上方に残るリング状のつばが本種らしさですね。
結構傘は開いていますが、ひだはまだオリーブ色を帯びていませんでした。

■ 2013年09月23日 撮影

刈った草のゴミ置き場に凄い大きさの大群生を発見!車中からも見えました。
園児たちの通学路なので見落としたら平日に蹴り飛ばされていた事でしょう。
大型キノコの最大の敵は虫でもナメクジでもなく、好奇心なのかも知れません。


■ 2013年09月23日 撮影

傘が大きいのに柄が細いので本当に傘みたいですね。意外と上品なお姿です。
最近は発生環境と傘の雰囲気でドクカラカサとの違いが分かかるように・・・。

■ 2014年06月13日 撮影

まさか6月半ばにオオシロを見るとは思わなかった・・・しかも通勤途中に。
車で走ってても余裕で気付くこの派手さ。これは流石に撮影せざるを得ない!


■ 2014年06月14日 撮影

そして翌日。例のごとくキノコ狩りに行く私は当然同じ道を通るのだった。
たった一日でここまで姿が変化するとは。流石の成長速度の速さですね。
でもやはり本種は綺麗に傘が開いてくれないと綺麗さが半減しちゃうよ。


■ 2014年06月14日 撮影

引っこ抜くのが可愛そうなので撮りやすい角度から若干オリーブ色のひだ。
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