■Ciboria batschiana (ドングリキンカクキン)

■ 2017年10月29日 撮影

京都府立植物園でのきのこ展訪問後に和製トリュフ探しプチオフを敢行。
トリュフは見付かりませんでしたが、私が切望する子嚢菌類に出会えました。
コナラやミズナラのドングリを菌核化するその名も「団栗菌核菌」です。
地元で全然発見できず、予期せぬ出会いに大雨の中で大興奮でしたよ。
キツネノワンなどと同じキボリアキンカクキン属です。種小名の意味は不明。

ただ雨の中での撮影のため本来の色合いが写せていないと思います。
地元で発見し、ページの写真を差し替えるのが当面の目標ですね。


■ 2017年10月29日 撮影

子実体は小型で柄を持つ椀型で褐色。老成すると暗褐色に変化します。
柄は黒色になり、菌核が深い場合はかなり長く伸びて地上に出て来ます。
逆に菌核が地上に露出している場合は直接発生したような外見になります。


■ 2017年10月29日 撮影

一つ採って葉の上に乗せてみました。下の黒い部分が本種の菌核です。
これはドングリの中に2つ入っている子葉部分。クリーム色の部分ですね。
ここに蓄えられた栄養を元に最初に苗が育ちます。それを横取りですね。


■ 2017年10月29日 撮影

子嚢と子嚢胞子を顕微鏡で見たので掲載。あまり特徴は無いですけどね。
子嚢胞子は楕円形で油球は確認できず。子嚢内に8つ入っているようです。

多分食べた人は居ないだろうし、食毒不明にしておこうと思います。
菌核内部もスカスカになっている事が多く、栄養も残ってなさそうですし。
恐らくこの手の子嚢菌類は食べる事を考えてはいけないんだと思います。