■Collybia neofusipes (アカチャツエタケ)

■ 2014年10月11日 撮影

最初は全く名前が浮かばなかった。マツの朽木の根元に見慣れぬキノコを発見。
帰宅後見当も付かず図鑑をパラパラめくったら有りました。和名は「赤茶杖茸」。
名前に「ツエタケ」と有りますが、実際にはかなり縁遠い種みたいですね。
マイナーで特徴無さげですが、実は外見的特徴が多く、同定は比較的容易です。


■ 2014年10月11日 撮影

まず傘です。つやは無く色は和名の通り赤茶色。表面に微毛が有ります。
この時注目すべきは傘の形状。本種は傘の中央が突出するのが特徴です。
この傘の色合いで傘中央が盛り上がっていたら本種を疑って良いと思います。



■ 2014年10月11日 撮影

ひだは密で白色。古くなると赤いシミを生じます。今は白くて綺麗ですね。
柄は傘より色が淡く、縦の溝線が強く入るのでこれも特徴的です。

そもそも詳しく写真を載せている図鑑が少なく、情報があまり無い感じがしますね。
調べてみると今の所は食毒不明みたいですね。そもそも分類も分かりづらい!
ただ香りを嗅いでみると爽やかなマツ系キノコの香りがしました。食えたら良いな。
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