■Cortinarius elatior (アブラシメジ)

■ 2007年10月13日 撮影

一度出会いたいと思っていたら出会えました!ブナの原生林で発見!
「油占地」と言う汚らしい和名ですが、どの図鑑でも「美味」と謳われる奴。
フウセンタケ科食菌の中ではクリフウセンタケの次くらいに有名じゃないかな?


■ 2007年10月13日 撮影

最大の特徴はぬめり!それはもう想像を絶するぬめり。ナメコも負ける?
傘も柄もヌルヌルで、つばは見ての通り粘膜になっています。若干キモい。
柄は下方に細まり帯紫色、傘には特徴的な放射状のしわが有ります。

もう既に上でバラしてますが、優秀な食菌です。「優秀」が付きます。
この強力なぬめりのお陰で舌触りはトップレベル。どんな料理にも合います。
でもやはりぬめりを愛するJapanese、和風料理に抜群の相性を発揮します。

■ 2007年10月13日 撮影

こちらは老菌。古くなり乾燥が進んでもかさ中央分にぬめりが残ってます。
流石にここまで古くなると食えませんね・・・。でも香りは悪くなかった。


■ 2007年10月13日 撮影

裏返してみました。ひだは褐色。フウセンタケ科ぽいですね。
あとひだの表面にシワと言うか縦溝が有ります。写真じゃ見えねー!

■ 2007年10月13日 撮影

幼菌時はとりわけ粘性が強く、周囲の落葉や落枝などをくっ付けています。
傘は分かるんですが、想像以上に柄もヌルヌルなんですよ。ホントに。
見た目にはただの白い柄に見えるんですが、誇張じゃなく、指でつまめません。
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