■Crepidotus mollis (チャヒラタケ)

■ 2010年09月18日 撮影

混ざってますがエノキの朽木の根元に群生していました。和名「茶平茸」。
和名を見れば分かりますが、茶色の傘を持つ比較的小型のキノコです。
苔生した朽木の表面に生えている姿は実にキノコらしいですねぇ・・・。
奥に見える黄色い傘で長い柄が有るキノコはベニヒダタケです。


■ 2010年09月18日 撮影

群生の中の1株を拡大。傘は淡い茶色。傘の周囲には薄っすらと条線
地味なキノコですが、結構特徴が有るので、同定は難しくはないでしょう。
ただこの個体は異常に大きいです。傘も暑くまるで別種のようです。


■ 2010年09月18日 撮影

ちなみに裏側。木に生えてますが、本種はバッチリハラタケ類。
ただ「ヒラタケ」と有りますがヒラタケとは縁もゆかりも無い種です。
こう言うのを側生と言います。要は柄が無いってだけです。

毒は無いみたいですが、かなり小型でもあり、残念ながら食用価値無しです。
図鑑でも味に関する記述もほとんど無く、口に入れるだけなら問題無い?
不思議と食べたって情報が全く無い。誰か試してても不思議じゃないのに。

■ 2007年09月08日 撮影

かなり前に撮影したものですが、これくらいが平均的な本種のサイズでしょう。
傘は直径2〜3cmで透けるほど薄く、茶色で周囲には条線が見えています。
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