■Cryptoporus volvatus (ヒトクチタケ)

■ 2013年05月18日 撮影

何時も通っている雑木林の大きなマツの木に大量発生していた可愛いお姿。
図鑑で見るような大きく色の濃い個体に中々出会えず、今年になって念願叶ったり。
和名は「一口茸」。この和名、実は「一口で食べれそう」って意味ではありません。
マツが枯れた際に待ってましたとばかりに一番乗りするキノコとしても有名です。


■ 2013年05月18日 撮影

傘上部は褐色でニス状光沢を持ち、湿時触ると少し粘りっけを持っています。
下部は白色で上部の褐色部と分かれています。管孔は見当たりませんが・・・。


■ 2013年05月18日 撮影

管孔が見当たらないと書きましたが、実は白い部分は厚い皮膜で管孔は中。
熟すと皮膜下部に1つだけ穴が開き、そこから胞子を放出します。で、「一口茸」。

和名が「一口茸」なので食べれそうですが、とんでもない。食不適です。
干し魚のような強い臭気を持ち、食べられるようなキノコではありません。
まぁ小さくともサルノコシカケ科ですので、当然でしょうね・・・。

■ 2007年09月08日 撮影

このアカマツに生える一口はどうも淡色の系統なのでしょうか?
本来はかなり濃い褐色の傘を持つキノコなのですが・・・。まぁ良いけど。
良く見ると傘にクモの巣が張られてますね。糸で吊られてるみたい♪
しばらくしてこの立ち枯れは安全性確保のため公園管理の一環で伐採・・・。

■ 2008年04月24日 撮影

立ち枯れアカマツが切り倒されて以降、しばらく訪れていませんでしたが・・・。
久し振りに訪ねてみると、有った!有りましたよ!切り株にまだ生えていました。
しかも以前より色が濃くて形も良い個体です。久し振りに萌えさせて頂きました。
ちなみにこれでもまだ傘の色は薄い方。図鑑ではもっと濃い事が大半です。


■ 2008年04月25日 撮影

同じ個体をひっくり返して、近くに有った幼菌とツーショットさせてみました。
これが撮りたかったんです。実はヒトクチタケの内部には空洞が有るのです。
傘としての肉が有るのは丈夫の傘表面が濃色の部分まで。その下は空洞。
穴の内部に見えるのが本来の傘の裏側となる管孔。白い部分は皮膜でした。
なぜこんな構造になってるんでしょうか。やはり胞子を守るため、ですかね?

関係ないですが、手で引きちぎったら手が凄まじい干物臭に・・・。


■ 2008年05月06日 撮影

↑の写真ではまだ小さな幼菌だったヒトクチ。一週間チョイで見違える姿に!
色は非常に濃い褐色で、被写体としては不向きなまでの強烈なニス光沢。
何より、何なんだろうねこの愛らしいフォルムは・・・。愛らしすぎるわ。臭いけど。

■ 2009年07月11日 撮影

久々に見た・・・。平面に生えてると何だか良く分かりませんねコイツ。

■ 2009年07月19日 撮影

久し振りに良い発生状態に出会えました。やっぱ立ち枯れに生えるべきだろう!
とある自然公園内の枯れたアカマツの幹にポコポコと沸いて出ていました。
以前発見した大木は切られてしまったので嬉しいですねぇ。やっぱ風情が有ります。

■ 2010年09月11日 撮影

今年は本当にキノコ不作年。この日は観察会だったのですが、見れたのは数種。
ハラタケ類の発生はほとんど無く、このヒトクチの群生が救いとなりました。
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