■Exidia glandulosa (ヒメキクラゲ)
■ 2014年02月01日 撮影 広葉樹の幹にボコボコと黒い異物がくっついてました。和名は「姫木耳」。 本種は冬から春にかけて発生すると言う、やや季節外れなキノコの一つ。 逆にキノコの少ない時期に発生すると言う理由から撮影者にはありがたや。 ただ非常に黒いので変な色合いで写る事請け合いと言う難物でもあります。 どちらかと言うとキクラゲよりもタマキクラゲに近いキクラゲ類です。 ■ 2014年02月01日 撮影 拡大しました。良く見ると少し透けてますね。真っ黒ではなく黒褐色です。 肉はゼラチンと言うより寒天質で脆く、強く掴むとボロボロと崩れます。 本種は複数の個体が癒着し合って、枝を覆ってしまう事も有ります。 キクラゲの仲間のため猛毒ではないのでしょうが、食毒不明です。 ただし図鑑によっては「食」とされ、調理法が書かれた物も有ります。 食べられる可能性も有りますが、いずれにせよ食用価値は低いでしょうね。 ■ 2014年03月14日 撮影 あまり生える場所を選ばないキノコですが、何とマツの球果に出てる! 基本的には広葉樹に生えるイメージだったんですが、意外といい加減ですね。 他の写真でも分かりますが、表面は滑らかに見えて細かな突起が分布します。 ■ 2009年03月15日 撮影 郵便受けが写ってますねー。ええ、これ実はお隣さんの庭なんです。 お話によると他にも色々なキノコが生えるそうです。何とまぁ羨ましい!!! かなりお庭を造り込んで居られるため、菌も居着きやすいのでしょうね。 ■ 2009年03月15日 撮影 以前見た個体よりも成長が進んでおり、真っ黒で、透明感が有りません。 触ってみると見事なゼラチン質。言い様によっては、若干ですがキモいです。 ■ 2015年01月31日 撮影 実況撮影中に一番沢山見たのはヒメキクさんでした。見飽きましたね。 冬はキクラゲ型菌の天下ではありますが、それでも凄い発生量でした。 他のキノコの撮影中に手が触れて変な声出しまくってた覚えが。 |