■Gymnopilus picreus (チャツムタケ)
■ 2010年10月23日 撮影 朽ちたマツ材に大発生していました。周囲には立ち枯れたマツがいっぱい。 針葉樹全般に出ますがマツが多いようですね。比較的見慣れた和名「茶錘茸」。 秋遅くに朽ち果てたマツを探せば大抵本種が群れてる、それくらい一般的。 良い写真が撮れたので差し替え。初掲載は2006年とサイト開設直後でした。 傘は赤茶色で周囲だけがオレンジ色。表面は滑らかで中央が窪みます。 ただ傘の色は個体の成熟度合い、水分の含有量によって劇的に変化します。 ■ 2010年10月23日 撮影 裏返してみました。水分を多く含むようで、柄を摘むとグチャッと潰れました。 ひだは黄色。柄は褐色で微粉状。つばは存在しません。これ重要です。 何となくエノキタケとかと雰囲気が被ってて美味そうですが食不適(毒)です。 肉に苦みが有って食べられた物じゃないのだそうです。毒も若干有るらしいです。 ただ良く似た致命的な猛毒菌も有るのでこう言う雰囲気のキノコには要注意! ■ 2007年11月09日 撮影 久し振りに良い感じの個体を発見!少し寄り道した甲斐が有ったかも。 マツの朽木に、しかもかなり腐朽の進んだ材に群生してました。 この独特な色合いと妙に水っぽく見える感じが好きですね。 ちなみに水気が多く見えるのはたまたまではなく、本種の特徴なんです。 ■ 2007年11月11日 撮影 この時期、それこそ行った先で出会わない事は無いってくらいよ。 でもいかにもキノコな感じの色合いと形なのでつい撮っちゃう。 でもこうして見ると結構美味しそうにみえますね。毒キノコだよ♪ ■ 2008年10月04日 撮影 若い個体は水々しくて良いですねぇ。どこででも見るキノコですが好きです。 ちゅうかホントにどこにでも有りすぎ!スギの切り株なんて本種ばっか。 ■ 2010年07月04日 撮影 あまりにも大きくて、隣に典型的な個体が無ければすぐに分からなかったはず。 傘の直径が10cm近く、成長しすぎて傘が繊維状に裂けていました。でけぇ! かなり不朽が進んで良く分かりませんが、マツではなくスギかヒノキのようです。 |