■Hemitrichia clavata var. calyculata (ホソエノヌカホコリ)
■ 2016年06月04日 撮影 冬虫夏草を探して歩いた沢筋の広葉樹上に微細な変形菌の子実体を発見。 今までは見てみぬフリでしたが、マクロレンズが名前を教えてくれました。 特徴的な形状から比較的同定しやすい方でしょうか?和名「細柄糠埃」です。 粘菌は同一種でも子実体形成場所は様々ですが、基本は多湿環境好きですね。 ■ 2016年06月04日 撮影 子実体は幼菌時は透明感の有る柄の先に丸いオレンジ色の球がついた感じ。 乾燥すると柄は暗褐色になり、先端部は炸裂して黄色い細毛体が露出。 子嚢壁の境界部が花のように裂け、その上に丸い細毛体が乗る姿が独特。 このワタワタした部分に胞子が含まれ、風で飛び散って分布を広げます。 食うとか思い付きもしないくらい小型です。まぁ食不適なんでしょうね。 |