■Heterobasidion orientale (レンガタケ)

■ 2007年08月26日 撮影

立ち枯れた針葉樹の大木に群生していました。良く見付けたもんです。
その名の通りのレンガ色の傘を持つ硬質のキノコの一種「煉瓦茸」です。
川にせり出した部分に生えていたので、デジカメ落としそうで恐かった!
モミ等の針葉樹林では比較的普通の種ですが、低地ではあまり見ませんね。


■ 2007年08月26日 撮影

あまり一枚目と変わっていませんが、一応は拡大写真(望遠)です。
和名の通り、傘の表面が見事な赤レンガ色をしています。
しかも傘の表面の質感もツヤ無しで、ますますレンガっぽいです。
それと傘の周辺部は急に色が抜けて白っぽくなるのも特徴ですね。


■ 2007年08月26日 撮影

裏側はこんな感じ。管孔は白色で孔口は細かく、やや乱れた感じになります。
裏は綺麗だったんですが、表の色が悪かったのでこの株の撮影は断念・・・。

比較的あちこちで見られるキノコ、ただ当然ながら食不適です。
一応サルノコシカケの仲間ですが、本種には薬効は無いようです。
傘の色が鮮やかで見映えが良く、見るだけで満足しておきましょう。
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