■Inunotus vallatus (アズマタケ)

■ 2010年07月18日 撮影

図鑑の記述通り、公園内のマツの根元に数株生えていました。
載っている図鑑が意外に少なく、ずっと名前が判明しませんでした。
困った事に綺麗な個体が意外と少なく、載せる写真選びに困るキノコ。
細かな毛が全体的に生えており、触るとちょっとビロードっぽくて良いです。
和名の「アズマ」は「東」と書きます。でも何で東なんでしょうか・・・?

柄が有り、パッと見は毛の生えたマンネンタケと言う雰囲気でしょうか?
傘は黄褐色で表面はなめし革状。表面には環状の凸凹が有ります。

見た目でも分かりますが、木質で硬いです。とてもじゃないけど食えません

■ 2007年07月01日 撮影

この株は丁度傘を形成し始めた段階の若い固体です。これは萌えです。
傘の周囲が軟らかそうに見えますね。この部分で細胞分裂が盛んです。
その後、表皮はより褐色が濃くなります。あまり大きくはなりませんね。

■ 2007年07月28日 撮影

かなり色が鮮やかな個体を発見!雨で傷んでないようです。
この個体も周囲の雑草の葉をくわえ込んで成長を続けています。
風でなびくような細い葉ですら取り込んでしまうとは・・・。恐るべし。
多分一週間くらい指を差し出して微動だにしなければ・・・いける!

■ 2007年07月31日 撮影

あまりにも面白い絵だったので思わず撮影してしましました。こりゃ良い!
一体どうやって成長したのやら、風になびくほどの細い葉がブスリ!!!
普通に考えれば有り得ない光景。カチンカチンの硬いキノコですしね。
成長点が周囲の物体を取り込むように成長するのでこんな事も有ります。

■ 2007年09月08日 撮影

でっかい!普通に傘の直径が20cmオーバーです。傷みも皆無です。
ここ10年は人が通っていないであろう林道でした。熊出そうで恐いわ。
ちなみに左に見える苔生した黒いのは本種の老菌。年期入りまくり。

■ 2008年06月28日 撮影

何この萌え。昨年と全く同じ場所に発生し始めたアズマさんです。
実に若々しい・・・。このふっくらとした痛みの無いお姿は魅力的ですねぇ。
ただ当然ながら硬いです。触り心地は実に硬質菌。カチンカチンです。
このマツの木の周囲には毎年10株以上の本種が輪を描いて発生して来ます。

■ 2008年07月12日 撮影

コケと木とのコントラストが好きだった絵。この周囲には数十株生えてました。
ネットで見ててもあまりフィーチャーされない地味なキノコですが、俺は好きよ。
ただ気になるんですが、この周囲には一切マツが有りません。不思議です。

■ 2010年09月18日 撮影

また朽ちたアズマから新たなアズマが出てました。何時ぞや見た光景だ・・・。