■Laccaria vinaceoavellanea (カレバキツネタケ)
■ 2006年09月15日 撮影 かなり長期に渡って見かけたキノコです。面白い色と形なのに当時は名前が分からず。 カレバキツネタケだとは思ってたんですが、形や色が違って決めかねていました。 雰囲気から明らかにキツネタケ属だと言うのは分かるんですけどね・・・。 傘に条線が入るのはカレバキツネタケの特徴。中央部がかなり深く凹みます。 この個体群はこの特徴が一般的な姿より顕著のように感じます。個体差かな? ■ 2006年09月15日 撮影 裏側です。ひだの粗さが目に付きます。キツネタケの仲間は皆こんな感じ。 少し紫色を帯びた肉色、と言う感じでしょうか?この色合いは好きですね。 ちょっと食えなさそうな形ですね。確かに本種は食用価値無しです。 でもキツネタケの仲間は味はともかく、食う事に関しては安全なキノコ群。 毒キノコ!ってキノコが見当たらないキノコ群ですので。 ■ 2007年07月01日 撮影 別のフィールドで発見!この個体は実にカレバキツネタケっぽい雰囲気です。 肉色のボディーに傘の条線、中央部がくぼむ特徴。図鑑の通りの姿です。 乾燥すると傘が白くなる特徴も。以前見付けた個体群は成長不良だったのかな? ■ 2007年07月01日 撮影 近所の公園で草むらに隠れて群生しているのを発見しました。驚くべきはその大きさ。 普通に余裕で7cmくらい有ります。このサイズなら食う価値はありそうだけど・・・。 ■ 2007年07月07日 撮影 雨の中での撮影は正直大変です。蒸し暑いし、蚊が多いし、特に後者。 ただ本種では、むしろ雨の中出向いた甲斐が有ったと言うものでしょう。 前述しましたが、本種の傘は乾くと白っぽくなり、乾いた感じになります。 理由は良く分からないんですが、見た感じ乾燥して空気が入っちゃった感じ。 逆に水を吸うと、このように実に水々しい綺麗な傘になります。 ■ 2007年09月22日 撮影 結構人が通る雑木林を突き抜ける道。その道端にひっそりと生えていました。 何時見てもひだが荒いですねぇ。やっぱ夏と比べてしっとりしてる。 良く見ると傘のフチにユスリカ?が止まってます。良い香りに魅かれたか? ■ 2008年06月28日 撮影 乾燥するとここまで色が変わるものなのか。真っ白ですね。別のキノコみたい。 右にモザイクがかかってますが、まぁ察して下さい。そうです。あの軟体動物です。 左のキノコの柄にフンらしき物が付いているトコロを見ると、食べてるのかな? ■ 2009年07月04日 撮影 別の公園で少し色合いの違う個体を発見。あまり紫色っぽくないですねぇ。 全体的に茶色っぽく、少しずんぐりしています。これも個体差でしょうか? 苔の生えた芝生の中に埋もれるように発生していました。キノコらしい姿ですね。 ■ 2009年07月11日 撮影 初夏になるとホントあるとあらゆる場所に大発生するので嫌でも目にします。 とか言いながらイマイチ大群生っぷりが分かる写真が無かったので載せました。 草が茂ってて分かりにくいですが、あたり一面カレバキツネの大群生でした。 色合いが優しく、姿も綺麗なので、一般種ではありますが大好きなキノコですねぇ。 ■ 2010年07月04日 撮影 この時期は本種の天下。見ない場所は無いと言っても過言ではないでしょう。 強い日差しが降り注ぐ鮮やかなコケに覆われた斜面に大群生を作っていました。 ■ 2010年07月10日 撮影 ここも毎年大発生しますね。様々なキノコがこの場所に顔を出します。 ■ 2010年07月10日 撮影 今まで見た中でも一二を争う大型個体でした。公園の廃材?上に出ていました。 傘の成長が進んでいるので傘が不自然に波打ち、中央部が大きく窪んでいます。 周囲にも数株見られるが、ここまで大きいのはこの個体一株のみのようです。 以前も異常に大きい個体を見ましたが、それも単生でしたね。何か原因が・・・? |