■Lentinula edodes (シイタケ)

■ 2013年03月30日 撮影

とある舗装された登山道脇、広葉樹倒木にひっそりと発生していました。
スーパーでもお馴染み、我が国の販売キノコのスーパースター「椎茸」です。
栽培品で見慣れていますが、天然モノは極めて稀で、中々見付かりません。

栽培品の胞子が飛んだワケじゃないですよ?だってここメッチャ山奥だから。
ちなみに舗装されてますが行き止まりで入り口は封鎖、車は入れない廃道です。
てか初めて発見したのはもっと山奥の渓谷でした。舗装道路って素晴らしい!

説明の必要も無いかも知れないけど一応やります。傘は暗褐色です。
表面には放射状に白い綿毛状鱗片が並びますが、成長と共に消失します。
また傘表面に大きなひび割れを作る事が多く、この姿の方が見慣れてますね。


■ 2013年03月30日 撮影

意外と知られてませんが、シイタケには繊維状の不完全なつばが有ります。
傘が開くと周辺部の鱗片とつばの付け根にごくわずかに名残を残します。
皆さんも市販のシイタケを購入したら、どこがつばなのか調べてみて下さい。
ひだは白色ですが、古くなると褐色のしみを生じるので汚れて見えます。

皆さんご存知ですね。優秀な食菌です。香りも味も口当たりも文句無し。
鍋やバター炒め・・・あらゆる料理にマッチ。乾燥品は高栄養でダシとしても最高!
新鮮なモノは刺身にできますが、生は場合によっては軽く中毒するので要注意。

■ 2010年11月27日 撮影

少し離れた場所で発見。もう気がボロボロで保ってあと数年って感じですね。
ちなみに右は20mくらいの断崖絶壁だったのでヒヤヒヤして撮影しました。


■ 2010年11月27日 撮影

裏返してみるとつばが確認しやすかったので大きめ写真で掲載しました。
柄の周囲と傘の縁に白い繊維状の不完全なつばとその名残りが確認できます。
このつばは個体が成熟する頃には柄に引っ付いて見えなくなっちゃいます。

■ 2008年04月12日 撮影

一度見付けるとその後はバンバン見付かるモノ。意外に天然って有るんですね。
背の低い腐り切った切り株にカワラタケと共に生えていました。完璧に成菌ですね。
ほだ木に生えてる姿は見慣れてるんですが、野良シイタケは見ると心がトキメキ。
実はシイタケとカワラタケは生態的に競合関係にあります。要はライバルです。
シイタケ栽培では強力な分解力を持つカワラタケは云わば「害菌」と言う訳です。
そんなキノコと共生するシイタケ。野良育ちは伊達じゃない、って事ですかね?

■ 2008年09月23日 撮影

雰囲気伝わりますか?この倒木は今年5月4日に撮影したのと同じ場所なんです。
春にも出るんですが、やはりキノコの正念場の秋は風格が全く違いますねぇ。
原木栽培で何度も見た姿なのですが、野生の中だと何この迫力。やっぱ凄いわ。


■ 2008年09月23日 撮影

反対側です。出過ぎ!でも市販品と比べるとちょっと小型です。
もう何年も発生しているので、栄養も少しずつ減って来ているのでしょう。
ここから飛んだ胞子が別の新しい倒木に根付くのでしょう。気の長い話ですよ。

■ 2008年10月18日 撮影

あまりにも愛らしかったので大写真で載せさせて頂きます・・・。萌えるわ!!!
コケに覆われた渓流の倒木に一株。愛らしい頭を出していました。これは採れん!
食べるのは諦めてニヤケ顔で写真撮りまくって帰りました。そろそろ旬も終了です。

■ 2008年11月23日 撮影

大型のシイタケの老菌です。発生時期長いですね。会えるとは思いませんでした。
ただ随分大きくなっちゃってます。多分これが最後の発生になるんじゃないかな?
ここまで巨大化したシイタケは、ビックリするくらい硬いです。シイタケと思えない。

■ 2009年03月28日 撮影

載せるかどうか迷った一枚です。これ、どう見ても天然モノに見えるでしょ?
実はこれ、栽培品。樹の種類が分からないのが悔やまれる。・・・カシかな?
これ伐採した大木に未処理のまま直接菌を打ってあるんです。何と言う放任主義。
幹の太さが1m近い巨木。しかも道からかなり落ちた場所です。天然にしか見えない。


■ 2009年03月28日 撮影

こう言う放任栽培ってのも良いですね。シイタケも居心地良いのか絶好調です。
打った方にお話を聞けました。「やってみたくなった」のだそうです。凄い方だ。
こう言う放任主義も良いですねぇ。管理は大変でしょうけれど。

ふと思ったんですが、栽培品と天然モノって結構傘の表面の鱗片とか違いません?
天然の物は鱗片が細かく、傘の色調も淡く、傘の厚みも少し薄いように見えます。
市販されているシイタケ菌はやはり栽培用にある程度品種改良されてるんでしょうか?

■ 2009年04月12日 撮影

探してみると結構有るのですね・・・天然シイタケ。またMVP級に愛らしい姿です。
今まで見た中で最も萌える姿をしているかも?鱗片一つ一つが大きいからでしょうか?


■ 2009年04月12日 撮影

裏側を見てビックリ!でけええええええええ!!!何と言うシイタケパラダイス!
一番下の個体は傘の直径が15cmを超えています。しかも肉が厚い!感動的でした。
これがシイタケの春子ってヤツでしょうか。最盛期と言うのも頷ける気がしました。


■ 2009年04月12日 撮影

裏側です。理想的な個体ではないでしょうか?落ち葉に埋もれてほぼ無傷です。
綿毛状の繊毛に覆われた柄が特徴的ですね。つばは見当たらないようです。
シイタケのつばは繊維の塊のようなものなので、容易に消失してしまいます。
柄の綿毛が途切れている部分が、本来つばが有った場所だと思われます。

■ 2011年10月08日 撮影

渓谷を歩き続けて1時間くらいかな?渓谷のかなり深い所まで入って来ました。
一応終点ですので引き返そうとしましたが、気まぐれで少し進んでみると・・・。
最初はシイタケと思わなかったですよ。全然雰囲気が違いますよね。


■ 2011年10月08日 撮影

雰囲気の違いは恐らく傘の色ですね。老菌なのでかなり赤黒くなってます。
それでもちゃんと表面に白い鱗片が残っているので何とか気付けました。

■ 2011年12月10日 撮影

随分と気温が下がりましたが、シイタケはこれくらいの時期でも普通に出ます。
ちなみにこの場所は2010年11月27日に撮影したガケに面している倒木の裏側です。
よって私の背後は絶壁と言う事になります。流石にこれは割に合わないですよ・・・。