■Lepiota magnispora (ワタカラカサタケ)
■ 2008年11月04日 撮影 雑木に囲まれた林道脇で発見。見た瞬間に本種しか考えられないと思いました。 様々な林内に発生するカラカサタケの仲間、「綿唐傘茸」です。愛らしいですねー。 その名の通り個体全体が軟らかい綿毛状鱗片に覆われた美しいキノコです。 以前にも見た事は有ったのですが、汚れが酷く記載は断念。やっと載せれました。 ■ 2008年11月04日 撮影 周囲にかなりの個体数が確認できたので、一株抜いて並べてみました〜。 全体的に白色〜クリーム色で、傘の頂点のみやや褐色を帯びています。 柄の上部に綿毛の境界が有りますが、これが「つば」です。消失しやすいです。 食毒不明と言う記載が多いですが、毒キノコの可能性も捨て切れません。 近縁なクリイロカラカサタケが猛毒として知られており、本種も可能性アリです。 小型のカラカサタケの仲間には猛毒成分を持つ種が多いので注意が必要でしょう。 ■ 2013年10月05日 撮影 実は1000m以上の山や原生林を歩けば結構な確率で出会うキノコなんですよね。 ですが降雨で傷んでいる事が多く、撮影に耐えうる写真が少ないのが難点です。 ■ 2013年10月05日 撮影 富士山中で綺麗な個体を発見!傘が綺麗に尖っていてカラカサチックです。 傘の周囲に綿毛状鱗片がしっかり残っていて和名を反映した素晴らしい姿。 ■ 2013年10月05日 撮影 裏返してみるとやっぱりつばは無し。早落性で残ってる事はまず無さそう。 それにしても立派な傘のワリに柄が細いですね。凄く弱々しい感じです。 |