■Lycoperdon pyriforme (タヌキノチャブクロ)

■ 2008年09月28日 撮影

ブナの倒木上にホコリタケを発見・・・かと思ったのですが、どうも違う?
ホコリタケ(=キツネノチャブクロ)の近縁種ですが、実は別種「狸茶袋」です。
ホコリタケのコンテンツに掲載されていましたが、別種と判明したので独立。
特徴ですが、少し色が褐色気味な点を除けばホコリとほとんど同じです。
それ以外の特徴としては、結構大きいと言う事くらいでしょうか?

ホコリタケが食えるのと同様に本種も食菌です。大きいので食い甲斐有るかな?
中の白い若い菌はマシュマロ様の食感、香りも程好いキノコ臭で、意外に意外です。
今度見かけたら一度試してみたいと思っています。悪いウワサは聞きませんので。

■ 2008年09月28日 撮影

最初はナンダコレ!と思いましたが、どうもタヌキのようですね。
何だこの萌えキャラは・・・。この表皮が成長に伴って分散して行くのです。

■ 2008年10月04日 撮影

苔生したブナの倒木上に無数に発生していました。粉を吹いたような表面が愛らしい!
子実体の頂部が出っ張ってますが、熟すとここに穴が開いて胞子を散布します。
ホコリタケに比べて少し縦長・・・かな?ちょっと形が違いますよね?

■ 2008年10月12日 撮影

直径はなんと5cm!!!この大きさはちょっと恐いですね。大きすぎです。
しかも生えてる数も凄い!もう少し近付きたかったんですが、柵がね・・・。
この個体群は形状的にはホコリっぽいです。この手のキノコは個体差が激しい。
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