■Microporus vernicipes (ツヤウチワタケ)

■ 2010年12月23日 撮影

広葉樹の落枝に生えていました。何度か見ましたが、いつも傷みが激しくて・・・。
その名の通りウチワタケの仲間ですが、光沢が有り、柄が有るのが最大の特徴。
成長段階で色や形状にかなり違いが有り、一目で確信できる個体が少ないです。


■ 2010年12月23日 撮影

傘は淡褐色で光沢が有ります。環紋はウチワタケよりも不明瞭なのも特徴かな?
幼菌時は綺麗なうちわ型なのですが、成長するとこのよに不規則に波打ち反ります。


■ 2010年12月23日 撮影

やはり本種の魅力は裏側です。平ぺったい硬質菌なのに柄が有るのは新しいか?
柄の基部は円盤状と言うか吸盤のように木の表面にぺったりくっ付いています。
柄は円筒状でそこそこ太さが有りますが、傘自体はかなり薄く、軟らかいです。
ただ柄にまで管孔が付いているのはちょっと気色悪い気もするんですがね・・・。

見た感じで分かりますが食不適です。薬用成分もなーんにも有りません。
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