■Ophiocordyceps agriotis (コメツキムシタケ)

■ 2016年09月17日 撮影

第35回虫草祭にて、どろんこさんに便乗で発見したのが最初の出会い。
腐朽材中や土中のコメツキムシの幼虫を宿主とする冬虫夏草「米搗虫茸」。
外見的に似た種が多く、胞子観察を行わないと同定が難しい種とされます。
地元で無事発見に至ったため、写真を総入れ替えする事ができました。

肉眼での同定が困難な種にコロモコメツキムシタケが存在しています。
両種は子嚢胞子の太さから判別可能だが、かなり混同されている。
またこの個体も長すぎてコツブユラギハリタケを疑ったりしました。

また本種には稀にコメツキヤドリシロツブタケが重複寄生します。


■ 2016年09月17日 撮影

一見すると木の根にしか見えませんが、拡大すると子嚢殻が沢山!


■ 2016年09月17日 撮影

以前コロモコメツキムシタケを掘った時は浅い場所に居てくれた宿主。
今回はデレてくれませんでした。掘り取りに1時間はかかったでしょうか。
ここまで深い場所から出る事は本種としては珍しい気もしますが・・・。


■ 2016年09月17日 撮影

良く分からないのでクリーニングした物を白背景で撮影してみました。
子実体に栄養を吸い尽くされ、宿主は外骨格だけになっていました。
他の虫草でもそうですが、古くなると宿主はボロボロになりますね。


■ 2016年09月17日 撮影

黒背景で結実部を拡大してみました。子実体は褐色で太針型。
結実部と柄の境界は不鮮明で、子嚢殻の密度が変化して行く感じです。


■ 2016年09月17日 撮影

表面に黒色の子嚢殻を裸生させます。コロモは半埋没生ですね。
正確には胞子を見る必要が有りますが、今回は無印としておきます。
この子嚢殻のしぼみ具合を見た感じ、やはり少し遅かったようです。

比較的数も多い冬虫夏草ですいが、薬用等の利用価値は無しのようです。

■ 2016年09月17日 撮影

表面に黒色の子嚢殻を裸生させます。コロモは半埋没生ですね。
正確には胞子を見る必要が有りますが、今回は無印としておきます。
この子嚢殻のしぼみ具合を見た感じ、やはり少し遅かったようです。

比較的数も多い冬虫夏草ですいが、薬用等の利用価値は無しのようです。

■ 2017年07月29日 撮影

まだ出始めの幼菌の段階から定点観察していた子実体が結実を開始しました。
ここから定点観察を開始。蚊の猛攻に耐えながら足繁く通うことになります。


■ 2017年08月11日 撮影

7月の段階では辛うじて出来ていた子嚢殻がかなり目立って来ました!


■ 2017年09月03日 撮影

最終的にはこんな感じになりました。子嚢殻の密度が高くなっていますね。
ただ残念ながらまたしても時期を見誤り、宿主はボロボロになっていました。
どうも浅い場所に宿主が居るコロモとは違って本種は状態が見極められない。


■ 2017年09月03日 撮影

なので採取はせずに野外撮影で止めておくことになりました。来年はリベンジだ。
子嚢殻は昨年のものよりかは新しいですが、それでもすでに胞子噴出後ですね。
コロモのような子嚢殻基部の菌糸が無いので、綺麗な針タケ型になっています。
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