■Ophiocordyceps ferruginosa (サビイロクビオレタケ)

■ 2016年05月15日 撮影

どろんこさん主催の冬虫夏草写真展オフでまさかの発見となりました。
ガガンボさんが遅刻した事で先発組に捜索時間ができたのが発見理由。
主に腐朽材の中で暮らすキアブの幼虫を宿主とする小型種です。
外見的に良く似た種に色や宿主が異なるムラサキクビオレタケが存在。
ボコボコと膨らんだオレンジのつぶが未熟な子嚢殻の先端部分です。


■ 2016年05月15日 撮影

掘り返してみると材の中からぺったんこになったキアブの幼虫が登場!
子実体も宿主も錆色に統一されているので見ててキモチイイです。


■ 2016年05月15日 撮影

帰宅後に綺麗にクリーニングしたものを白バックで撮影してみました。
片方の端のニードル状に尖った頭部はキアブの特徴でもあります。
体の節々から黄色菌糸がハミ出しています。無残な姿ですね・・・。

■ 2016年05月15日 撮影

上の子実体を拡大してみました。これが首折れ形と言うヤツです。
一度伸びたストローマの中ほどに結実部ができるのが特徴ですね。
本来は濃色の子嚢殻が突出しますが、まだ未熟で確認できません。

極めて小型の種であり、口に入れても分からないサイズの食不適ですね。
冬虫夏草ではありますが薬効成分が有るって話は聞いた事が有りません。


■ 2016年05月15日 撮影

オマケで撮影中の偶然の一コマ。まぁオマエは心配要らないか・・・。

■ 2016年05月15日 撮影

驚くべきはその発生量!元々本種は森林性の虫草であまり群生はしません。
しかしここでは安定して数十株を確認。材が有る内は安泰のようです。
ただこの投棄された材が朽ち切ってしまったらまた出会うのは大変そう。

■ 2015年07月18日 撮影

初遭遇は2015年。どろんこさん主催の観察会で偶然自分が発見したコレです。
なんとこの当時では県内初発見だったそうで、どろさん悔しがってました。
ただこの子実体は宿主が小型のためか子実体もひ弱で突き抜けてません。
成熟はしているようで、結実部に突出した子嚢殻の先端が見えています。


■ 2015年07月18日 撮影

どろんこさんに掘って頂きました。苔と樹皮を剥がすと宿主が登場です。
本種は宿主の頭部か尾部に発生し、1本だけしか出ないのが普通です。
良く見ると根本に小さな子実体が出て来ていますね。本当に小さいですね。