■Pluteus leoninus (ベニヒダタケ)
■ 2008年04月24日 撮影 山道歩いていて朽木の根元に生えてるのを発見!見落とす方が難しい。 鮮やかな黄色の傘が特徴的なので、同定も難しくないでしょう。 ただ、これだけ派手なのに、和名には「黄色」が入ってない不思議・・・。 初夏〜初冬と発生期間が長いのも本種の特徴と言えるでしょう。 ■ 2008年04月24日 撮影 オマケでサイズ比較。ちなみに私の中指の長さがジャスト8cmですので・・・。 大きいですね。食べ応えも有りそうなサイズでしたが、今回はパスで。 味はまずまず。派手ではありますが、これでも立派な食菌です。 ちなみにお味噌汁に入れると色が薄くなりますが、柄がシャキシャキで美味。 意外と家族にも受けが良かったです。風味も味も結構良いですよー。オススメ。 ■ 2007年09月15日 撮影 「紅襞茸」の名の通り、ひだに赤みが差すのが本種の特徴です。 元々ウラベニガサ(裏紅傘)科ですので、他の近縁種も同じですけど。 ■ 2007年10月08日 撮影 かなり巨大な切り株の根元。根と根の間に溜まった腐植上に生えてました。 朽木上に生える事が多いですが、木の成分が多い土壌からも生えます。 てか土っぽいですが、コレほとんど木の破片です。土への移行期間中です。 ただこの小型で色の薄い個体は新種の可能性が有るとかで・・・? ■ 2007年11月07日 撮影 最大でも直径6cmが限界と言われる小型菌ですので、かなり立派な個体でした。 裏側が見たかったのですが、寒い中ナメさんがいらしてたようで。 この時期にも見れるとは驚きです。乾燥気味で頂点が白くなってますけど。 ■ 2008年04月24日 撮影 昨年11月に撮影したのと同じ切り株、同じ場所にて再度発見。もう生えてるのね。 30m先からでも分かるほどの見事な蛍光色!この派手さは見応えが有るわー。 しかも今回も大型で、前回とは違って色褪せも無いほぼノーダメージ品でした。 ちなみに雨の直後で、傘の裏でガガンボが雨宿りしてました。和みます。 小型の個体には見られませんが、傘の中央部に濃色の鱗片が見られました。 ■ 2008年05月24日 撮影 これは理想的すぎる!!!久し振りに心から満足できるキノコに出会えました! 草むらに埋もれるように生えてたんですが、この色とサイズのお陰で目立つ目立つ。 地面から生えているように見えますが、埋もれた木の根に沿って出ています。 本種は本当に色が美しいので、写真よりも是非現物を拝んで頂きたい・・・。 ■ 2008年05月24日 撮影 最近になって気付いたんですが、大きい個体の傘の中央には脳状のシワが有ります。 図鑑読んで気付いたんですが、コレ、本種の特徴だったんですね。見落としてました。 本種は困った事に成長がかなり速く、期を逃すとあっと言う間に腐り果ててしまいます。 ここ最近はツいてるのか、出かける度に良い状態の個体に出会えます。嬉しいかな♪ ■ 2008年05月24日 撮影 まだ傘が開いていない状態の綺麗な幼菌を発見!色も鮮やかで傘のシワも綺麗! 大きな株ですので、柄も太く、表面に黒い縦縞が入っているのも良く分かる。 ちなみに状態が良く、周囲の株数も十分だったので、採取して味噌汁にしてみました。 似ると色が少し抜けて湯が黄色っぽくなりますが無害です。十分なキノコの香り。 柄は繊維質でシャキシャキ。傘は軟らかくて噛むほどに口の中で溶けます。 味も意外と美味しいです。かなりあっさりしていて、食べやすかったですね。 ■ 2009年06月06日 撮影 キノコを撮る楽しみは、何と言っても言い表せない雰囲気だと思います。 緑の苔の中に佇む姿、文明の近くに発生している姿などの風景にキュンキュン来ます。 本種はその派手さから、どう撮っても必ず写真の主役となる優秀な被写体ですよねぇ。 ただウラベニガサ科菌の発生は、その木の腐朽が最終段階に突入してしまった証。 やがてこの木も完全に分解され、一切キノコが生えない抜け殻になるのでしょうね・・・。 ■ 2009年06月06日 撮影 凄く気に入った一枚。決して目立たぬ、でも色は着飾る。そんな本種が大好きです。 ■ 2010年07月18日 撮影 何か掲載する度に少しずつ個体が小さくなってきている気がしてなりません。 2008年頃には食べたくなるくらい大きい個体が見れた気がするんですけど。 まぁ理由は分かってます。生えている材の不朽が最終段階を迎えています。 恐らく栄養が尽きようとしているのでしょう。ちょっと残念ですね・・・。 ■ 2010年09月18日 撮影 久々に見応えの有る大群生に出会う事ができました!いやぁ眼福眼福♪ 近年は材の不朽が進み過ぎた事で発生量が目で見て激減していました。 そのブランクを取り返すかのような勢いに生命の強さを感じましたね。 ■ 2010年09月18日 撮影 個体が大型化しないと現れない傘頂部のしわも確認できました。 ■ 2010年09月18日 撮影 裏側もアップで撮ってみました。傘の黄色が透けてもほんのり紅色ですね。 和名ですが、これだけ傘の黄色が際立ってるのに和名に反映してません。 なのでいっつもウラベニガサと名前が頭の中でごちゃになっちゃいます。 一応種小名は若干黄色さを汲んでくれてるみたいですが・・・謎ですね。 |