■Psathyrella bipellis (ウスベニイタチタケ)
■ 2015年04月12日 撮影 雑木林の中の林道を歩いていて脇の落葉の山から大発生していました。 春から夏にかけて畑地や庭園などの富栄養な場所で見られる「薄紅鼬茸」。 アシナガイタチタケ同様に春に見られる事で比較的同定が容易な種です。 一般的な種でありながら意外と掲載されている図鑑が少なかったりします。 ■ 2015年04月12日 撮影 傘は円錐形から平らに開きますが、中央だけは突出します。色は暗紫褐色。 乾いた部分は赤色を帯びており、これが「薄紅」の由来みたいですね。 ■ 2015年04月12日 撮影 裏返してみました。ひだは最初暗紫褐色ですが熟すとほぼ真っ黒に。 傘やひだがこれだけ暗色にも関わらず、柄は白色繊維状で凄く映えます。 ただ柄の基部は古くなると赤褐色を帯びます。全体的に赤黒いヤツです。 現状は食毒不明です。ナヨタケ属ですし有っても弱毒でしょうけど。 まぁ見た目に凄く赤黒くて肉質も脆いので食用価値は超低いですけどね。 ■ 2017年04月15日 撮影 一年振りの再会です。2016年もここ来たんですが無かったんですよね・・・。 ■ 2017年04月15日 撮影 掲載作業してて思ったんですが、コレどう考えても薄紅じゃないですよね? 確かに赤色要素は少なめかもですが、ハッキリ言ってドス黒いですよね? 柄が薄紅?でもこの特徴的な傘の色こそ和名に反映してるっぽいんですが。 |