■Psathyrella spadiceogrisea (アシナガイタチタケ)

■ 2010年04月10日 撮影

今まで何度も目にしていましたが、ナヨタケ属だと言う事しか分かりませんでした。
発生時期は春と秋ですが、特に春に広葉樹の朽木周辺に発生するキノコ。
和名「足長鼬茸」。その名の通りスラリとした長い足を持つのが特徴です。
ここでは古いサクラの古木周辺に数株発生していました。かなり埋もれています。


■ 2010年04月10日 撮影

和名を見ても学名を見てもイタチタケに近しい種である事が分かりますね。
まず形状が似ていますが、本種の方がやや大型。色も橙褐色で赤っぽい?
乾燥すると全体的に色が淡肌色になります。白い斑点は乾きかけてる部分。
傘の周囲には条線が有るのですが、傘が水を含んだ湿時の方が見やすいです。


■ 2010年04月10日 撮影

落葉に埋れていましたが、実際は柄が非常に長いです。まさしく「足長」。
色は白色で、指でつまむと軟らかい事から内部は中空であると分かります。
ひだは若い内は真っ白ですが、成熟すると暗紫褐色に変化します。

イタチ同様微量の毒素を含む可能性も有りますが、今の所は食毒不明です。
当然食べられる可能性も有りますが、グレーゾーンなので手を出さぬが吉ですね。

■ 2010年04月10日 撮影

近くに有った幼菌です。落ちたドングリかと思いましたよ・・・。

■ 2010年04月17日 撮影

別のフィールドで発見しました。前回もそうでしたが、古いサクラの樹下でした。
1週間前に見た個体と比べると小振りですが、こちらの方が典型かも知れません。
また地面から出る事が多いようで、図鑑でも地生している写真が多いです。


■ 2010年04月17日 撮影

これが本当の「足長」か。柄の太さや長さにはかなりの個体差が有ります。
ひだは熟して暗紫褐色になっていました。幼菌はやっぱりドングリ似。
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