■Pseudoclitocybe cyathiformis (クロサカズキシメジ)
■ 2008年09月28日 撮影 大台ケ原では何度も本種を目にしました。ブナの倒木や周囲に発生します。 「シメジ」と有りますが、実際は「クロサカズキシメジ属」と言う独立属になります。 ブナ林では一般的なキノコで、ブナさえ有れば結構どこでも見る事ができます。 その名の通り全体的に灰褐色で全体的に黒っぽい色合いをしています。 そして傘が幼菌の段階からすでに反り返り、成長すると盃のようになります。 種小名の「-clitocybe」は同様の形状の傘を持つカヤタケの種小名です。 ■ 2008年09月28日 撮影 裏側です。やはり傘がそる事によってひだが外側に向く姿がとても特徴的ですね。 柄は灰褐色と言うかむしろ灰色で、表面に繊維状のカスリ模様が走っています。 無理なアングルで撮影。中々綺麗な個体に出会えませんでしたね。傷みやすい? 何か幽霊みたいにヒョロヒョロしていますが、これでも立派な食菌なんです。 ただ滅茶苦茶美味しい!って訳でもないようで。傘も薄く、食べ応えもイマイチかも。 |