■Radulomyces copelandii (サガリハリタケ)
■ 2010年09月25日 撮影 毛?いえいえ。以前は属名が「Mycoacia (コゲチャハリタケ属)」(仮称)でした。 現在はサガリハリタケ属とされていますが、どうやらこれも仮称扱いの模様。 広葉樹枯木からフサフサ垂れ下がっている茶色い毛のような物が本種です。 地味な種ではありますが、意外と深い山でしか見る事ができないキノコの一つ。 ■ 2010年09月25日 撮影 幼菌時はほぼ白色で枯木表面に斑紋のように広がって面積を拡大して行きます。 やがて表面から下方に針状の子実層面を伸ばし、胞子を飛散させます。 そのため本種は傘を持たない完全な背着生。周辺部には針は形成されません。 写真の個体群は老菌のため、全体的に淡い褐色になってしまっています。 針一本一本は長くても1cm程度。傘は存在せず木にピッタリ貼り付きます。 硬質菌の上に肉が無い。そこから導き出される結論は食不適でしょう。 |