■Ramaria aurea (コガネホウキタケ)

■ 2012年09月01日 撮影

富士山のモミ・ツガ林の中を歩いていて思わずビクッっとなった「黄金箒茸」。
以前はキホウキタケとしていましたが、再検討の結果本種として掲載します。
コガネを含め本属菌は複数種が混同された状態で今も議論と研究の真っ最中。
明らかにコガネと判断できる種に出会ったため、消去法で載せている状態です。


■ 2008年09月15日 撮影

拡大してみました。何と鮮やかな色合いと美しい形状なのでしょうかねぇ。
全体的に鮮やかな黄色で、先端は細かく分岐し、見た目も良いです。
コガネホウキタケは先端付近で一気に分岐するためかなり雰囲気が違います。
一応国定公園内でしたので、傷付けたり裂いたりできなかったのが残念です。

ホウキタケは食用として有名ですが、本種の扱いは一応、一応毒キノコです。
何で「一応」かと言うと、実際に食べてる人が結構居るからです。体質による?
茹でこぼせば食えるとも聞きますし、それでもダメと言う話も耳にします。
でもまぁ軽い考えで食べるのは止めましょう。ホウキタケで我慢すべきです。
■図鑑TOPへ戻る