■Ramaria formosa (ハナホウキタケ)
■ 2008年09月23日 撮影 親戚の家の裏山で発見。周囲はマツやスギ、コナラ等が入り混じる雑木林。 ホウキタケ属は見たの初めてだったんです。見付けた時は狂喜乱舞しましたね! とんでもない急な林道(もはや獣道)だったんですが、遠くから見えるほど派手。 一般的な名称の「花箒茸」には複数種が含まれ、細分化が進んでいません。 何種類かは独立したようですが、判別が難しいのでここでは1種として紹介。 この汚桃色が基本的なハナのようですが、橙紅色の場合も有るようですね。 枝の表面が白い粉を被ったように見えますね。これがこの系統の大きな特徴。 そしてもう一つ。枝の先端部が黄色味を帯びます。これも大きなポイントです。 ホウキタケは食菌として有名ですが、本種は見た目に反して毒キノコです。 ホウキタケの仲間だとして販売され、食べた人が激しい中毒を起こした例も。 主に消化器系に作用し、酷い場合はショック症状に陥る事も。何気に危険です。 ■ 2009年09月05日 撮影 富士山の針葉樹林を下っていて隊列を成しているのを発見しました。 この暗色の森の中でこの色は目立つ目立つ。背景も良い感じの被写体でした。 先端部は黄色っぽいですが、全体的にサーモンピンクと言う感じでした。 仮称扱いですが、これがウスカワホウキタケと呼ばれている物でしょうか? ■ 2009年09月05日 撮影 今までに見た事が無いタイプです。先端は黄金色で中程はやや赤いです。 かなり黄色っぽいですが、全体的に赤みが有るのでハナホウキとしておきます。 ■ 2010年09月04日 撮影 今年も見ました富士山の黄色系統。昨年の物と恐らく同種と考えて良いでしょう。 ただ明らかに個体数が少なく、群生を見る事は残念ながら叶いませんでした。 ■ 2010年10月10日 撮影 コガネホウキタケとすべきかとも思いましたが、枝部分が赤っぽいんですよね。 富士山で見られた個体とカラーリングは似ていますが、先端の形状が別物です。 この日はかなりの個体数を確認。大きく見えますが実際は結構小型の菌です。 ■ 2010年10月10日 撮影 コチラは成長した大型の個体。富士山のタイプと比べて先端が太いですね。 枝分かれ後の伸長が少ないので、枝が全て上向きに伸びているように見えます。 黄色っぽく見えるのは日光の加減で、肉眼で見るともっと赤かったのを覚えてます。 ■ 2012年09月01日 撮影 コメツガ林の急斜面で見付けた列を作っているホウキタケの仲間を発見! 最初はホウキタケかと思いましたが色合いが変。すぐに別種だと気付きました。 この日は大きいホウキ系菌をあまり見なかったので、良い被写体になりました。 ■ 2012年09月01日 撮影 幼菌です。かなり色が淡いですね。場所的に同じ種だと最初は思いましたが・・・。 まだ成長し始めたばかりかな?枝が伸びてないので本当に珊瑚みたいですね。 ■ 2013年09月07日 撮影 富士山の個体で一番多いタイプ。枝がサーモンピンクで先端が黄色です。 非常に派手なので薄暗い森の中でも簡単に見付けられ、被写体としても最高。 発生量も多いしボリュームも有る。これで食べられたら文句無しなんですけど。 |