■Russula bella (ニオイコベニタケ)

■ 2008年10月11日 撮影

頻繁に通る林道(風の場所)に春と秋に必ず出て来る常連「臭小紅茸」です。
「赤いハツタケは同定が難しい」と言われますが、本種は分かりやすいかな?
決め手はひだがクリーム色になる事と、柄が赤みを帯びている事でしょう。
傘表面に繊毛が生えている事、カブトムシっぽい臭いが有る事などです。
贅沢を言えば、かじってみると確実です。辛くなければまぁ間違い無いでしょう。
あと大きくても傘は4cm程度。比較的小型と言うのも判断の基準にはなるかも。

以前は「R. mariae」で載せていましたが、今回の更新で訂正しました。

カブトムシっぽい・・・どんな匂いやねん。確かに飼育ゲージはこんな臭いかも。
まあ独特な臭いなので、見付けたらとりあえず匂い嗅いでみましょ。
毒は無いみたいなんですが、どうも食用価値は無いようです。

■ 2006年09月15日 撮影

雨が降ってないと良い姿の個体を見付けられますね。柄も傘も色が濃いです。
ひだもクリーム色っぽく、まさに図鑑の写真そのままの個体です。

■ 2008年06月21日 撮影

特に語る事は無い。可愛かった。背景が綺麗だった。それだけ。

■ 2010年07月10日 撮影

今までで一番美しい個体だったと思います。雨に降られてないからでしょうね。
特徴的な紅赤色の傘と赤みを帯びる柄。そしてややツヤ消しの表面・・・。
ちなみにこの光沢の無さは傘も柄も表面が微粉状になっているためです。
ケショウハツも似た感じですが、柄が赤みを帯びない点で区別できます。

■ 2012年09月21日 撮影

非常に日差しが厳しい日で、最初に発見した時間は日光ガンガンでハレーション。
仕方無くフィールドを奥まで歩き、帰って来た時には何とか撮影可能な明るさに。
この時期は至る所でベニタケ科菌を目にするのでフィールドが鮮やかになります。

■ 2014年06月29日 撮影

カワラタケとの同居風景。勿論カワラは木から、ニオイは土から出てます。
何かカワラタケが前掛けみたいになってて面白かったので撮影した1枚。
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