■Russula japonica (シロハツモドキ)

■ 2006年07月19日 撮影

公園内の茂みの中で発見。真っ白で巨大。直径は20cmは有ったかな?
最初見た時はシロハツかな?とも思ったのですが・・・「白初擬」でした
裏返してみるとひだが非常に細かい。図鑑で見ると一目瞭然でした。
モドキはサイズが大きいのと、傘の雰囲気から何となく分かりますね。
シロハツはもっと綺麗なお椀形に反りますが、本種は反りません。


■ 2006年07月19日 撮影

こちらがシロハツモドキの裏面です。シロハツと比べてみて下さい。
ひだが非常に密です。褐色の斑点が現れているのも写真の特徴と一致します。
サイズは申し分無し。美味しそうですが、毒キノコですので食べないで下さい。
胃腸系の中毒を起こすそうです。そんなに毒性は強くはないみたいですが・・・。
まぁ本家シロハツも、辛くてあんま美味しくないそうですので、無視が最善かも。

■ 2006年09月18日 撮影

密生地だとこんな感じです。一株の直径がコンスタントに15cm超え。キモいです。

■ 2007年07月22日 撮影

傘の形状が綺麗な株が有ったので撮影。背が低いので汚れやすくて困る。
成長段階としては、この株は中株。まだまだ成長の真っ最中です。
老菌になってもモドキはあまり反り返らず、傘の周囲が大きく波打ちます。

■ 2007年07月22日 撮影

あたり一面こんな状態です。こう言うヤツに限って毒キノコだから困る。

■ 2007年10月05日 撮影

本種は真夏の最も暑い時期、8〜9月は不思議とパッタリ姿を消します。
そしてクーラーが要らなくなってきた時期くらいにまたビックバンを起こします。
この時期山歩きをすると蹴り飛ばしてやりたいくらい大量に生えています。
実際子供たちの格好の餌食となってる場合が多く、粉々の破片がそこいらに。

■ 2012年09月16日 撮影

何か芸術的なヒビ割れ方をしていたのでずっとスルーしてましたが思わず撮影。
ベニタケ科って傘の周囲から亀裂が入る事が多い気がするんので違和感が有ります。
中心から亀裂が広がっているのは本種が大型で、肉質がやや硬いからですかね?

■ 2014年07月11日 撮影

毎年初夏になると「もういいよ」ってくらいに大発生。でも今年はチョイ控え目?
シロハツに見えて傘表面の雰囲気が独特で、慣れると裏見ずとも分かりますね。
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