■Russula sanguinea (チシオハツ)
マツの混じる雑木林で発見しました。手前にマツの葉が落ちてるのが分かります。 これ実は結構重要で、ドクベニタケやシュイロハツとの大きな違いです。 傘表面は「血潮初」の名前の通り血赤色で色合いが濃いです。雨で退色しますが。 そうなると類似種との区別が難しくなります。中々難しいヤツです。 ■ 2006年09月18日 撮影 表だけでは分かりにくても、本種ならば裏返すと分かると言う事が多いです。 まずひだがクリーム色っぽいと言う事。これは結構分かりやすいので重要! 見分けにくい赤系のハツはひだが真っ白の種が多いです。 そして最も分かりやすい最大の特徴は柄に赤いシミが部分的に現れると言う事です。 これがドクベニタケとの大きな違いになります。あと本種は表皮が剥れにくいです。 ドクベニほどではないですが、若干辛味が有るので残念ながら食不適です。 何か赤系のハツで食えるキノコって少ないですね。無視するのが一番かも。 何となく良い絵になったような気がしたので意味無く大きな写真でアップ。 命の息吹を感じる、そんな光景でした。新たな緑に飾られた真紅は実に美しい! |