■Russula vesca (チギレハツタケ)
■ 2008年10月01日 撮影 マツとシイが混じる近所の公園の苔生した平地。以前から見てはいました。 ただしその色合いなどからカワリハツだと信じて疑わなかった・・・。甘かった! 写真整理の途中で本種だと気付きました。傘の表皮が千切れるのが由来。 デジカメ買い替え直後で、背景がちょっとノイズってますが、ピント合ってて良かった。 ■ 2008年10月01日 撮影 裏返してみました。ひだも柄も白色です。ひだはかなり密ですね。 若いからか柄は白色ですが、成長過程で少し肉色を帯びる事が多いのだそうです。 まだ若い個体だったので傘の表皮がひび割れておらず。これは別の写真で紹介。 食えます。味は温和。ただしあまり利用されていないようですね。 ベニタケ科キノコの運命とも言うべきか、このボソボソした感は致し方無い。 ■ 2007年09月24日 撮影 分かりますか?傘の周囲に白い亀裂が入り始めていますね。これが最大の特徴。 本種は成長すると傘の表皮が周囲からひび割れ、中の白い肉が外側に露出します。 乾燥した他のベニタケ科でも似た姿は見かけますが、ここまで顕著に出るのはレア。 本種は色の付いた表皮が薄く、傘の成長速度に負けて剥がれてしまうようです。 ■ 2010年07月04日 撮影 天然のスポットライトを浴びて大きなヤブレベニタケを発見。傘が肉色です。 こうして見ると本種の傘の色は赤系でも優しい色合いで独特かも知れません。 この写真だと分かりやすいですが、傘の表皮がゴワゴワして見えます。 |