■Stemonitis fusca (ムラサキホコリ)

■ 2007年09月22日 撮影

秋のある晴れた日、朽木上に見慣れない黒い塊を発見。結構有名種。
紫褐色の子実体を形成する事で比較的名の知れた変形菌、粘菌です。
これは所謂「キノコ」の状態。細い柄の先にソーセージ状の胞子塊が有ります。
これが風によって揺れる事で胞子を飛散させます。指で衝いても舞います。

ちなみに変形菌なので移動しますが、変形体は中々見る事ができません。
普段は落葉の下を這っていて、子実体形成直前しか現れませんから・・・。

と言うか食える食えないの問題ではない

■ 2007年09月24日 撮影

切り倒されてかなりの年数が経ったであろうマツの切り株上で子実体を発見。
こんな上まで這い上がって来るとは・・・。変形菌の脅威の運動能力!
確かに見方によっては少し紫色を帯びているようにも見えますね。

■ 2008年06月07日 撮影

いい加減に変形体世代に会いたいのだが・・・。会ってるのかもしれんが。
普段目にするのは胞子を飛ばすための「子実体」。移動中は表面に出て来ないので。
でも今までの子実体よりちょっと短いかな?スミスムラサキホコリっぽい気も。

■ 2008年06月28日 撮影

いやぁ・・・色んなキノコ見慣れて大抵の事では驚かなくなってたんですがねぇ。
流石にこれは引いた。何でここだけ地面が黒いんだろうと思ったら・・・。


■ 2008年06月28日 撮影

葉っぱの上っすか?場所を選ばないヤツですね・・・。もう少しこう・・・ねえ?
別に寄生されているワケではなく、ただ単に上に乗っているだけですので御安心を。
単に子実体の固定場所を求めて這い上がっただけ。石の上とかにも付いてますよ。

■ 2008年06月28日 撮影

コチラは腐って砕けた木のチップの上。変形体に出会いたいのですがね。
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