■Strobilomyces seminudus (コオニイグチ)
■ 2009年08月08日 撮影 林道脇のガケに数株生えていました。地味な色なので中々気が付きません。 様々な場所でその姿を見ましたが、ほとんどのケースで場所が斜面です。 オニイグチ、オニイグチモドキと合わせて日本では3種類のみのオニイグチ科。 似た特徴を持ち、判別しにくい事で有名な菌ですが、本種は分かりやすい? ■ 2009年08月08日 撮影 傘は幼菌自は暗色の綿毛状鱗片に覆われ、後に細かくひび割れます。 ■ 2009年08月08日 撮影 柄には特徴的なだんだら模様に。管孔は白、傷付くと赤変の後黒変。 言われてみると他のイグチとは異なる雰囲気を持ったイグチですね。 とても食欲の沸かない色ですね。想像通り食用価値無しなのです。 オニイグチは食えるのですが、それでも痛みの少ない初期のみ・・・。 元々食用に適したイグチの一群ではないのでしょうね。 ■ 2007年06月30日 撮影 考えてみると黒いイグチって少ないんですよねー。褐色系が多いですし。 なので本種のような黒いイグチを見付けると違和感を感じるのでしょう。 幼菌時は傘はつや消しブラック!後に徐々に下地の白色が見えて来ます。 にしても、オニイグチの仲間って傾斜が有る場所が好きなのかな? ■ 2007年07月08日 撮影 ちなみに後日この株を見に行ったんですが、こんな感じになってました。 日が落ちる直前で暗く、こんな写りになってしまったのが残念です。 管孔はこんな色。柄は上方にのみ網目模様が有ります。 ■ 2007年07月22日 撮影 珍しく状態の良い個体を見付けました!ちょっと感動。傘も綺麗です。 黒い小鱗片が綺麗に並んでいます。どれも綿毛状で尖ってません。 こんな株だとモドキの幼菌にも見えますが、裏側とか雰囲気が違います。 ■ 2007年07月22日 撮影 本種の特徴の一つに柄の上部に網目が有ると言うのが有ります。 傘の周囲には鱗片が垂れ下がらず、綺麗なものです。 柄の白い部分はつばの名残り?コオニって、つば有ったっけか? ■ 2007年09月03日 撮影 久々に見ました。この場所での発見は初。周囲に数株生えてました。 無臭ですね。今更嗅いでみましたが、何のニオイも有りません。 乾燥した日が続いたので、コケの中に佇むキノコの絵は久し振りです。 ■ 2007年07月05日 撮影 とても綺麗な個体を発見!この白い綿毛状の下地に黒い斑点は本当に萌えます。 何でこんなに斜面が好きか?平地に生えた写真は一枚しかないじゃん。 個人的に斜面が好きなキノコは通気が良い場所が好きなのかな?と思ってます。 綺麗なのは良いんですが、写真に収めるとなると無理な体勢になるのがキツい・・・。 ■ 2007年07月05日 撮影 裏側の写真で過去最高に映りが良いかな?コオニの特徴が良く見れる一枚かと。 白かった管孔は成長と共に黒色に変化。本当に若い時だけですね、白いのは。 柄のだんだら模様が綺麗です!上部が膨らむのは本種の特徴なのかな? ■ 2010年07月24日 撮影 ずっと綺麗な個体に出会えなかったのですが、古い神社で綺麗な個体を発見! 一瞬オニイグチかと思ったんですが、傘表皮と大きさ的に本種だと思われます。 乾燥した日が続いていたため、傘は裂けてますが管孔も無傷で泥ハネも少なめ。 特に管孔が変色しやすい種なので、灰白色の無傷の管孔が見れたのは嬉しい! |