■Strobilomyces strobilaceus (オニイグチ)
■ 2008年07月05日 撮影 イグチの中でもやや異質な存在であるオニイグチ科。広葉樹林内にて発見。 モノトーン調の色合いと傘表面の黒い大きな鱗片が特徴的な種です。 オニイグチモドキに非常に良く似ていますが、鱗片の形状で判別可能です。 以前の写真はちょっと怪しかったので、分かりやすい個体発見に伴い総差し替え! ■ 2008年07月05日 撮影 少し古かったですね。残念ですが裏側の管孔は黒です。最初は白色です 時間と共に真っ白だった管孔が黒くなります。触れても黒く変色しますよ。 柄も傘と同色で、黒褐色で、かなり乱れたササクレに覆われています。 とてもじゃないけど食えなさそうですよね?でも意外な事に食なんです。 ただ傷むのが早く、手早く調理しなくてはならないのがネックかな? 舌触りが良いようです。煮込み系料理が合いそうですね〜。 ■ 2008年07月05日 撮影 直径10cmオーバーの立派な株を発見!コイツは特徴が分かりやすいですね。 表面は見事な綿毛状。角型の鱗片も無く、サイズ的にも実にオニイグチっぽい。 ■ 2008年07月05日 撮影 裏側はこんな感じ。管孔は最初は白ですが、徐々に黒くなって行きます。 しかも変色性も有り、指で触ると写真右側のように黒変します。 肉は空気に触れると赤くなりますが、後にやはり黒く変化します。 この個体はまだ少し新しいので、管孔の変色もあまり進んでいません。 ■ 2013年09月23日 撮影 鱗片が小さいのでコオニイグチを疑いましたが、大きさや柄の感じが本種。 コやモドキと較べて基本的なはずの本種が少ない地域なんですかね? ■ 2013年09月23日 撮影 まだ新鮮な個体だったので傘の周囲が破れてつばになった感が漂ってますね。 管孔は若い個体だと白色で、肉は傷付くと赤変を経て黒色に変化します。 これくらいなら食べられる時期ですかね?もう少し成長すると食不適になります。 |