■Thelephora terrestris (チャイボタケ)

■ 2008年09月20日 撮影

比較的人の多い自然公園、林に面した芝生の斜面に大群生を作っていました。
どちらかと言うとサルノコシカケに近い訳ですが、地上性なので不思議な感じ。
傘は暗い紫褐色で傘表面や周囲がやや毛羽立ったように見えます。


■ 2008年09月20日 撮影

和名の由来はこの裏面。色は傘より薄く、乳首状の突起が有ります。エロい。
イボは傘の中心と言うか、付け根ほど多く、周囲はオマケ程度に点在しているだけ。
一応ヒダナシタケ類なのですが、触ると見た目に反して軟質で、手触り良いです。

この見た目で十二分にアウトですが、当然ながら食不適です。毒は無いようです。
ただもう明らかに不味そうなので、食べなくて良いと思います。


■ 2008年09月20日 撮影

傘の色が色なので、群生していても土くれにしか見えません
そこそこ人は通るのですが、恐らくほとんどの人が生物と思ってないかと。

■ 2007年11月11日 撮影

小さいけど中々愛らしい個体を発見。お隣はヒナノヒガサですね。
褐色の傘の周囲に飾りの白いヒゲ。中々愛嬌が有ると思うんですよね。
この個体は比較的劣化が進んでいて、傘の周囲の鱗片が傘に貼り付いてます。
■図鑑TOPへ戻る