■Xylobolus frustulatus (カタウロコタケ)
■ 2015年06月04日 撮影 ブナ林にて図鑑で見覚えが有る背着生のヒダナシタケ型菌を発見しました。 和名は「堅鱗茸」。似た名前のウロコタケが他にも何種類か有りますね。 腐朽が進んだ広葉樹材に発生。下地が暗いので白い子実体が目立ちます。 ただ本種は人によっては気持ち悪いと感じるっぽい。分からなくはない。 ■ 2015年06月04日 撮影 子実体は灰白色で成長すると褐色気味になります。特徴的なひび割れ・・・? 実はこれひび割れじゃないんです。本種は幼菌時円盤状になっています。 それぞれが成長してお互いがぶつかった状態がひび割れに見えています。 表面に子実層が形成されており、ここから胞子が飛んで分布を広げます。 木質なので食不適です。硬くて材から引っぺがすのさえも大変ですよ。 |