■ 2008年07月12日 撮影
とある自然公園を歩いていて発見。普通に歩いてちゃまず気付かない色合い。
すぐ近くにはオキナクサハツの大群生。最初はハラタケ類だと思いましたよ。
ただどう見てもアンズタケ属なのですが、どの図鑑を見ても類似種を発見できず。
ネットでは同じ場所で撮影したであろう方が1人だけ。お付き合い願いたいものよ。
「オトヒメアンズタケ」の可能性が高いそうですが、若干特徴に差が有るとの事。
傘は暗紫色で成長と共に細かくひび割れます。謎ですね。
■ 2008年07月12日 撮影
裏側は見ての通り、どうみてもアンズタケの仲間です。これは確実ですね。
ただ不思議なのは柄が紫色で、ひだがクリーム色なのが納得いかん！
似ていると言えなくもないクロラッパタケやアクイロウスタケはひだが暗色。
このような特徴を持つアンズタケの仲間が載っている文献を持ち合わせていません。
当然不明種なので食毒不明です。食える可能性も捨て難いですね。
ただアンズタケと同様の毒性を持っている可能性も有るので注意です。
■ 2008年07月12日 撮影
周囲には多数の個体を確認。幼菌もたくさん生えていました。可愛いですね。
幼菌時は傘は暗紫色一色で、成長と共にひび割れて散るようです。
一般的ではないのは間違い無いようなので、暖かく見守りたいと思います。