■ 2012年09月01日 撮影
富士山の針葉樹林帯で発見しました。最初はクロカワだと思いましたが・・・。
ひっくり返した時の衝撃は大きかった。確かに傘が妙に毛羽立ってましたから。
研究会の方に伺うと「あーそれ分からないから」と言われてしましました。
他の方のブログでも富士山での発見を記事にしている方が居られるようです。
傘はやや赤味を帯びたような黒色で表面には細かな鱗片が付いています。
感覚的にはヒョウモンクロシメジの傘をもっと暗くした、って感じでしょうか？
ただ傘全体が最初から真っ黒ですし、裏返した時の色合いなんかも別物です。
■ 2012年09月01日 撮影
裏返してみました。柄は白色で太いです。触ってみると肉もかなり締まっています。
面白いのは淡灰赤色のひだです。乱れているのは傘が開いていないからですね。
このような色合いのひだを持つキシメジ属菌は図鑑では見た事は有りませんね・・・。
当然食毒不明ですが、本属菌は有毒種も多いので注意が必要ですね。
外見的に似ている種にも毒菌の疑いがかかった物が有るのでなおさらです。
まぁ色合いが色合いなので食べたいって思える姿じゃないんですけどね。