Olmiite/オルミアイト
CaMn2+[SiO3(OH)](OH)


20100222 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

以前は「ボルダーパールサイト」と呼ばれていた物の中から新たに発見されました。
新鉱物への登録が2006年と言う、鉱物界でも特に新しい鉱物と言えるでしょう。
新産鉱物は比較的見付かっているものの、結晶が美しい物はその中の一握り。
本鉱はその独特な色合いと結晶の生成の仕方に特徴が有るユニークな鉱物です。
またこの鉱物は現在、南アフリカのN'ChwaningU鉱山でしか発見されていません。


20100222 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

拡大するとこのような感じです。丸く見えていたのは小さな結晶の集合体。
飴色の細い結晶が束沸石に似た形で集合し、このような形状になります。
多くの標本では一つの球になっていますが、この標本は重なり合っています。
良く見ると結晶一つ一つにちゃんと結晶面が見えているのが分かります。
この鉱物は現在価格が高騰しており、手軽に入手するのが困難です。


20100222 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

欲しくなって思わず購入してしまいました。大型のオルミアイトの結晶球です。
大きな結晶も美しいですが、やはり本種の魅力が出るのはこのタイプでしょう。
結晶部分だけで直径が3.5cmあり、国内の標本としては大きな方なのでしょう。


20100222 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

拡大してみました。細かな結晶が放射状に広がり、見事な球形になっています。
この球体は実は一つではなく、2つの結晶塊が微妙にくっ付いてできています。
分かりにくいですが、じっくり見ると球体の中ほどに境目らしき部分が見られます。


20100222 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

海外サイトで見たのですが、光源の違いによって色が変わるのだそうです。
白熱電球の照明下ではこのように赤みが非常に強くなると言う特徴が有ります。