Oyelite/大江石
Ca10B2Si8O29・nH2O(n=9.5-12.5)


20120104 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

存在は知っていましたが観察しづらい鉱物であるためずっと敬遠していました。
綺麗な標本を見かけたので思い切って購入。我が国で発見された「大江石」です。
学名および和名は岡山大学の鉱物学者であった故・大江次郎氏に由来します。
発見は岡山県ですが、美しい標本が南アフリカから多数産出しています。


20120104 N'Chwaning II Mine, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa

キラキラしていて綺麗だと思われるでしょうが、周囲の結晶は方解石です。
大江石はその結晶群の所々に見られる少し赤みを帯びた針状の白い結晶です。
極めて微細な鉱物であるため、ルーペ無しでの観察は難しいと思われます。
外見は周囲の方解石にかなり助けられており、まさにマニア向けの鉱物ですね。