Pezzottaite/ペツォッタ石
Cs(Be2,Li)Al2Si6O18


20100507 Ambatovita, Mandrosonoro area, Fianarantsoa Province, Madagascar

2003年に新鉱物として認められた、比較的歴史の浅い「ペツォッタ石」です。
発見当初は緑柱石の1種と思われたため、一時は「ラズベリル」と呼ばれました。
しかしその後の解析によってセシウムを含む別鉱物である事が判明しました。
名前の由来はこの鉱物を分析したFederico Pezzotta氏に由来しています。
氏のウェブサイトにもTOPに美しい本鉱の写真が掲載されています。

本鉱が異常なまでに人気な理由、それは極端に産出量が少ないと言う事です。
既にこの産地(原産地)では掘り尽くされたと言われており、他の産地も極少数。
1ヶ所で採れる量も少なく、モース硬度8と宝石として十分ながら利用は少ないです。
インターネットで調べれば、その稀少性を値段と言う数値で理解できるでしょう。


20100507 Ambatovita, Mandrosonoro area, Fianarantsoa Province, Madagascar

石英上に美しい桃色の結晶が見られます。特に手前の結晶は透明度が高いです。
本鉱はインクルージョンが多く、透明度の低い結晶がほとんどと言われています。
緑柱石の一種と思われただけあって、真上から見ると六角柱状結晶だと分かります。