■specimen_No.001_L Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

Adamite / アダム鉱・アダマイト
□ Zn2(AsO4)(OH)

その存在を初めて知ったのは隔週刊誌の「トレジャー・ストーン」。 管理人を蛍光鉱物の魅力に引きずり込んだ鉱物でもあります。 化学式を見ると分かるように有毒なヒ素を含み、水酸基を持つ亜鉛の砒酸塩鉱物で、 そのまま「水砒亜鉛鉱」と呼ぶこともあります。結晶は斜方晶系でモース硬度は3.5。 宝石としての価値は無いですが、その性質からコレクター人気は高いです。

学名はフランスの鉱物学者ジルベール・アダム(Gilbert Joseph Adam)氏に由来します。 砒酸塩鉱物としてはかなり一般的な鉱物で、初発見はチリ。日本でも少量ですが産出したことがあります。 ですが市場に流通するのはその大半がメキシコのオハエラ鉱山(Ojuela Mine)産のものです。 蛍光鉱物はその多くが肉眼的な結晶を作らない、見た目が地味、放射性があって取り扱いが困難、 等々魅力に描ける要因が多いのですが、その点本鉱物は非常に優秀です。 以前は安価に入手可能でしたが、近年では価格が高騰している模様。

ちなみに標本No.001は国内で流通するもので一般人の手が届く価格帯としては最上位のクオリティだと思っています。 サイズは8cm×8cmの大型で、結晶1つ1つも明らかに大きい、本当に得難い標本だと思っています。


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オハエラ鉱山と言えばアダム鉱。アダム鉱と言えばオハエラ鉱山。そう言っても過言ではないでしょう。 この産地と言えば褐鉄鉱を含ん母岩が代名詞。 この赤褐色の母岩から成長する黄色の本鉱物はコントラスト的にも非常に映えますね。


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結晶はほんのり淡いレモンイエローが基本となります。 斜方晶系の結晶のため三角形の結晶面が目立ちます。 普通はもっと細い結晶で産出するので、ここまでごん太の結晶は凄い違和感がありますね。 蛍光鉱物でこれだけの結晶の美しさを有するのは確かに貴重だと思います。

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本鉱物の最も有名な性質は何と言ってもルミネセンス、紫外線により励起状態となり蛍光する性質です。 その蛍光性の強さは、明るい室内でも紫外線ライトを近付けると緑色っぽくなるのが分かるほど。 通常状態でも蛍光状態でも美しいと言うのは強者感がありますね。「文武両道」的な。

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拡大した状態での蛍光状態も撮影してみました。 ちなみに短波紫外線でも長波紫外線でも同様に緑色の強烈な蛍光を示しますが、 透過率の低い短波では表面が強く、透過率の高い長波では内部から湧き上がるように蛍光します。 前者のほうが結晶の輪郭が分かりやすいのですが、後者のほうが明るく見えるので、 基本的には長波紫外線で蛍光状態を撮影しています。

ちなみに本鉱物は加熱すると蛍光性を失ってしまいます。 標本によっては蛍光性が妙に低いものがあるのですが、 ひょっとすると自然環境下や採取後に高温に曝される機会があったのかも知れません。


■specimen_No.001_L Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

この標本を横から見ると2枚の薄い板状の母岩が2枚重なった構造になっているのが分かります。 ここまで掲載した写真は全て、この写真の向かって左側の面から撮影したもの。 本鉱物の結晶は左側の面と2枚の板状母岩の隙間を埋めるように形成されているため、 この標本はその大半が本鉱物から成っていると言う極めてリッチな逸品なのです。

実は本鉱物は比重が4.4と透明感のある見た目に反して非常に重いのです。 黄鉄鉱が5.0ですので、それを思い浮かべて頂くと本鉱物の重さが良く分かると思います。 そのため母岩よりも本鉱物の割合が高い標本No.001は持つとずっしりと重さを手に感じます。





■specimen_No.002_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

存在を知って以来購入欲が膨れ上がり、ネットショップで探して一番最初に購入した標本です。 これをきっかけとして本鉱物の標本収集が始まった、私を沼に引きずり込んだ悪い奴とも言えます。 まだこの当時はあまりこの趣味も本格化しておらず、予算もさほど無かったのですが、 ちょっと豪華なファミレスランチくらいの超お手頃価格で入手できたこの標本は実に良心的でしたね。


■specimen_No.002_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

褐鉄鉱の母岩の隙間を埋めるように成長した美しい結晶群です。 結晶が長く伸びなかったようで、まるで八面体のように見えます。 実際には非常に短い柱状結晶なのでしょうけど。

一応注意しておかなくてはならないでしょう。 本鉱物の結晶は比較的安定しているのですが、母岩が脆く崩れやすいです。 そして本鉱物が生成する時点でお察しですが、母岩には有毒な砒素が含まれています。 母岩を素手で触れた際は手洗いをしっかり行い、少しでも体内に入れない努力は行いましょう。

■specimen_No.002_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

最初に紫外線による蛍光を見た時は本当に感動したのを覚えています。 感覚的にはライブDVDで観て憧れていたアーティストの生ライブを観た時の感覚でしょうか? やはり百聞は一見に如かずと言いますか、書籍ではこの感動は味わえませんね。 梱包材の屑が標本全体に付いていて、それらが蛍光してしまうのは頂けませんが。





■specimen_No.003_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

最初の標本を購入してからと言うもの、もっと欲しい、もっと手元に置きたいと思うように。 ネットショップで新着情報が更新される度に良さそうな標本があればとりあえず購入するようになってしまいました。 その流れで購入したのがこの標本No.003。これもNo.002とほぼ同じ値段だった覚えがあります。 この頃はかなり手を出しやすかったんですが、この趣味に復帰したらやたら値上がりしてるんですよね。


■specimen_No.003_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

結晶の成長方向も結晶のサイズもバラバラで妙に統一感が無いなと思ったら、 大きな結晶が成長した後で小さな結晶がその表面に形成されたようです。 また母岩の反対側の結晶は隙間に形成されたもののようで、分離時にクラックしています。 お手頃価格だった理由はこれらの結晶状態にあるのかも知れません。

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この標本の個人的に好きなところは母岩に腰掛けたような結晶の付き方。 母岩の凹みをソファーのようにして端にちょこんと座っているようで妙に愛らしいんですよね。 このオンマウス変化写真はもっと結晶に寄っても良かったんですが、 母岩部分が全く蛍光しない様子もお見せしたくてあえてこの構図にしてみました。





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本鉱物は基本的に黄色の結晶なのですが、含まれる金属イオンによって異なる色になることがあります。 その代表とも言えるのが青色の銅イオンを含むことで、 元々の黄色と混ざって緑色の結晶となる「含銅アダム鉱(Cuprian Adamite)」です。 ただ鉱物名の英語表記を見ても分かるように、銅イオンを含むと言うだけで化学的にはアダム鉱そのものであり、 別ページに分けるようなことはしていません。

オハエラ鉱山でも通常の本鉱物に混ざって産出しますが、 含銅アダム鉱の良質な結晶の産地としてはナミビアのツメブ鉱山(Tsumeb Mine)が有名です。


■specimen_No.004_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

銅イオンが含まれても晶系が変化することはありませんが、 本来のような長い柱状結晶にはなりにくくなるようで、これは他の金属イオンを含むものでも同じ現象が見られます。 色は青緑色で、銅イオンの量が増えるほど青さが強くなります。 また金属イオンを含む結晶は本鉱物の魅力でもある蛍光性を失ってしまいます。 この標本はまだ本来の黄色が強いので銅イオンの含有率が低いらしく、部分的に蛍光を示します。 ただあまりにも部分的かつ蛍光性も低いので掲載はしませんが。


■specimen_No.004_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

蛍光鉱物愛好家としては蛍光性を失ってしまった本鉱物にはあまり魅力は感じないはずなのですが、 この穏やかな青緑色の結晶と褐色系のコントラストが良い感じなんですよね。 もっと銅イオンの含有率が高い標本も手元に置きたいなと狙ってはいる管理人です。


■specimen_No.004_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

通常の黄色い結晶ではこのような八面体に近い単結晶は見かけませんね。 三角形の結晶面の角が少し欠けて形成されているのが良い味出してます。





■specimen_No.005_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

母岩表面を覆うように成長した標本です。 ここまで無色透明に近い結晶はあまり見ないので気になって購入しましたが 観察した感じだと別の鉱物のようですね。 届いてみると驚くほど標本が薄くて台座へのセッティングに四苦八苦することに。 本当は結晶が前を向くように固定したかったんですが、諦めて水平に固定しています。 そのせいで撮影時に反射が邪魔で光源の位置取りに苦労しました。


■specimen_No.005_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

黄色い部分は本鉱物だと言うのは分かるんですが、表面を覆う透明な結晶については自信がありません。 一応本鉱物の代表的な共生鉱物に方解石があるので、一番可能性が高いのはそれでしょうか。

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長波紫外線を照射すると本鉱物らしい緑色の蛍光が見られました。 しかし良く見ると周囲の透明な結晶は全く光っていません。 結晶の形状的にもやはり方解石かも知れませんね。 試しに短波紫外線も照射してみましたが、透過率の低い短波UVは手前の結晶に阻まれてしまい、 奥にある本鉱物に届かないので蛍光も弱くなってしまいました。





■specimen_No.006_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

標本サイズ表記的には「M」ではあるものの、サムネイルケースに入るか入らないかのギリギリの大きさなので、 本来であれば標本サイズは「S」表記とすべきなのでしょうが、一応保存ケースの表記に従っておきます。 小型標本ではありますが、本鉱物部分が非常にリッチなのでお気に入りの一品です。



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結晶は放射状に成長したため緩やかに盛り上がって曲面を描いています。 無数の結晶の集合体のため先端部の結晶面に埋め尽くされていており、 照明を当てると細かなラメのようにキラキラと輝いて美しいです。 ただこの産地の悩みと言いますか、母岩の粉が結晶の隙間に詰まって汚れて見えるのが玉に瑕。

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この標本は紫外線の短波長波共にかなり明るく蛍光します。 蛍光が明るいため他の標本よりも短い露光時間でもハレーションを起こしてしまいました。 そのため本鉱物の蛍光が見たくなったらとりあえず手に取る率No.1です。軽いってのもありますしね。


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この標本の蛍光性が強いのは結晶の奥行きにあります。 手前から見ると小さな母岩の表面を微細結晶が覆っているように見えますが、 横から見ると内部はほとんど本鉱物で満たされてるんですよね。 そのため照射された紫外線が奥まで透過してより一層強い蛍光を発するのです。 母岩よりも本鉱物のほうが比重が大きいので、小型標本のわりには重量感があります。





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小型標本でありながら凄まじい存在感を放つ、特にお気に入りの標本がこのNo.007です。 母岩の形状や色、本鉱物の結晶の状態の良さから、これは掘り出し物だったなと大満足の管理人です。 蛍光性はあまり強くないのですが、ルーペで結晶を観察して悦に入るためだけに良くキャビネットから出しています。 気軽に取り出される率ではNo.006とほぼ同じですね。


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この標本の結晶は透明度が非常に高いのです。 結晶が小さいと言うのも理由なのですが、内部が濁る結晶が多い本鉱物としては頭抜けた透明感。 微細結晶ではないにも関わらずキラキラして見えるのはこの結晶の質の高さ故でしょう。 おまけに結晶1つ1つが分離しているため、斜方晶系の結晶構造も視認しやすいですね。


■specimen_No.007_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

高倍率マクロ撮影すると分かる圧倒的な透明度。最早多くは語るまい。

■specimen_No.007_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

長波紫外線での蛍光の様子ですが、これも他の標本とは少し違った姿が見られます。 結晶の表面付近は蛍光せず、先端付近の内部が強く蛍光、根元付近はまた蛍光が弱くなります。 結晶全体ではなく蛍光部分が点々と離れていて結晶の境界が見えるのも面白いですね。





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本鉱物を収集する中でどうしても1つは手元に置いておきたかったのが「マンガンアダム鉱(Manganoan Adamite)」です。 7価のマンガンイオンを含むため特徴的な赤紫色の結晶になります。 こちらも含銅アダム鉱と同様に化学的にはマンガンイオンを含んだ普通のアダム鉱のため、同一鉱物として掲載します。 この色合いは酸化還元反応で良く登場する過マンガン酸カリウム水溶液で見覚えがありますね。


■specimen_No.008_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

結晶は微細で単結晶になりやすいようで、これは含銅アダム鉱でも見られる現象です。 やはり金属イオンを多く含んでしまうと結晶の出来方が変わってしまうようです。 あと母岩の所々に放射状に成長した淡黄色の微細結晶が見られるのですが、 その外見から同産地で良質な標本が産出するオースチナイトと思われます。 この鉱物も魅力的なので是非手元に置いておきたいものです。


■specimen_No.008_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

結晶を高倍率で拡大してみました。良く見ると結晶内で色が分かれています。 どうやら赤紫色になっているのは先端側の半分ほど。 これは不純物を含んだまま結晶が成長すると、それらが先端に集中する現象ですね。 アホー石とかを思い浮かべると分かりやすいのではないでしょうか。


■specimen_No.008_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

画面の端でオースチナイトがアピールしていますが、この赤紫色が美しかったので思わず掲載です。 結晶内で色が明確に分かれているのが、結晶が様々な方向を向いていることで分かりやすいです。 実際には短い柱状結晶なのでしょうが、 三角形の結晶面のおかげで四面体や八面体のように見えるのもポイント。 マンガン系の鉱物は赤紫色のものが多いですが、「アダム鉱が赤紫色」と言うのが良いんですよね。

ただ蛍光性についても含銅アダム鉱と同様に金属イオンに邪魔されて蛍光性は失っています。 含銅アダム鉱の場合は辛うじて蛍光性が残っていることもありますが、 マンガンアダム鉱では蛍光性はほぼ失われてしまうようです。





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我が家で最も大きい標本No.001に次いで2番目に大きい標本です。 これも標本の大半が本鉱物から成るため、細長いわりには重量感があります。 ただこの標本は母岩部分がほとんど無く、裏側も微細な本鉱物の結晶の集合体になっており、 そこを発生源として結晶が成長しているので、下手に力を加えると折れてしまいそうで怖いです。


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標本No.009の魅力は1つの標本の中で大型の結晶と小型の結晶が同時に見られること。 結晶の密集度合いも成長方向もバラバラなので、この複雑な外見が良いですね。 個人的には中央付近に微細結晶が散りばめられているのがアクセントになっていてお気に入りです。


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斜方晶系で先端に大きな三角形の結晶面を持つため、三角形が敷き詰められたこの状態は本鉱物では見慣れた姿。 強い蛍光性を持ちつつ結晶そのものも美しいと言うのはやっぱり長所ですよね。人気があるのも頷けます。 透明度も高く、結晶のクオリティも文句無しでしょう。

■specimen_No.009_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

異なるサイズの結晶では紫外線による蛍光も当然異なります。 大きな結晶群は全体が明るく蛍光しますが、微細結晶部分は標本No.007のように細かく点々と光ります。 そのため上下で蛍光の仕方が異なると言う面白い光景が見られます。 褐鉄鉱を多く含む赤褐色の母岩部がほとんど存在しないため、標本全体が蛍光するのも魅力ですね。

■specimen_No.009_M Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico.

結晶サイズの境界部分を拡大してみました。どちらの光り方も甲乙付けがたいですね。

しかしこれだけの数の標本を持っているのに、ここまで掲載したもの全てがオハエラ鉱山産と言うのも驚きです。 それだけこの産地が優秀だと言う意味でもあるのですが、 ここまで来ると逆に他の産地のものを手元に置きたくなると言う謎の対抗意識すら生じますね。 試しにネットで調べてもツメブの含銅アダム鉱くらいしか見付けられませんでしたが、私は負けませんよ。




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