■Russula eburneoareolata (ツギハギハツ)

■ 2011年08月15日 撮影

ブナ林で見慣れないベニタケの仲間を発見。最初ヤブレキチャハツだと思いました。
しゃがんで観察すると思い出す図鑑の姿。すぐに「継接初」だ!と気付きましたね。
かなり虫かナメクジに食い荒らされていたので、機会が有ればリベンジしたい!

子実体全体が白色ですが、傘表面の象皮色の厚い表皮がヒビ割れるのが特徴。
これがまるでツギハギに見えると言うのが和名の由来です。かなり特徴的ですね。
ヤブレキチャハツとは表皮の色とツギハギの大きさ、子実体の大きさが異なります。
特に子実体はヤブレキチャハツが大型なのに対し、本種は比較的普通サイズです。


■ 2011年08月15日 撮影

横から見てみました。ひだは白色〜ややクリーム色でさほど密ではありません。
柄は白色で表面に薄っすらと縦じわが入っているのが特徴のようです。

味は温和なのですが、現在は食毒不明と言う扱いになってるようです。
雰囲気的にはベニタケ科猛毒菌とは縁遠いように見えるんですけどね・・・。
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